うつ病の症状を克服「うつ病治療ラボ」

うつ病の症状を治療し、克服する為の情報サイトです。うつ病の専門家の意見も踏まえながら改善に向けた情報を提供していきます。

*

うつ病を理解し温かく見守るためには

      2016/04/16

全世界でうつ病に悩み苦しむ人たちはおよそ3億人以上と推定されているようです。日本でも、10年近く前にすでに100万人を超えていると推定されていました。WHO-世界保健機関はうつ病について、「うつ病になると自分の力で自分自身をコントロールすること、また、立ち直らせることが困難である。様々な悲観的な感情を常時、長い期間、誘発してしまい、学校や職場での生活環境に支障をきたしている」、と報告しています。

まわりにいる家族や友人がうつ病に苦しんでいた場合、それに気づいてあげること、また、早い段階で手を差し伸べてあげる事が、うつ病患者の苦しみを和らげ、温かく見守るための第一歩であると考えられます。

うつ病の恋人や家族を持った人へ

 うつ病は、その方にかかわる人全てに影響を及ぼします。時には苦痛を味あわせてしまう事もあるかもしれません。また、うつ病患者を愛する恋人や、うつ病患者の子供を持つ両親は、隠れたうつ病患者になってしまっている可能性もあります。

ですが、うつ病は治らない病気ではありません。特に、家族や友人、恋人の助け合う心は、この病気をコントロールするのに必要不可欠です。辛いこともあるかもしれませんが、うつ病を理解し、接し方など学ぶことでその苦痛も軽減することが出来ます。どうか温かい目で見守ってあげてください。

スポンサードリンク

うつ病にはどんな特徴があるのか

冒頭にも記しましたが、うつ病は、自分自身をコントロールすること、また、立ち直らせることがとても困難であり、様々な悲観的な感情を常時、長い期間、誘発してしまい、学校や職場での生活環境に支障をきたしている状態が主だったものです。

また、その人の感情や人生観、態度、睡眠や食事、生活環境、身体機能にも大きな影響を与えます。悲しみ、不安におびえる、怒りっぽいなど、気分にムラがあります。また、自尊心も低下してしまい、自己嫌悪に陥ってしまう事もしばしばあります。

 

見分け方、接し方、注意点

見分け方

人によってうつ病の症状は様々ですので、どんな特徴があるのかを把握しておくだけで、見分け方や注意点もわかってくるはずです。上記の特徴をさらに細かくしてみましたので、参考になれば幸いです。

[よく見られがちな特徴]

・悲しみ
・ゆううつ気分
・気落ち
・何事にもおける興味の喪失
・食欲の大きな減少、または増加
・体重の大きな減少、または増加
・睡眠不足
・過度の睡眠
・理由なく怒る
・無気力
・何もせずとも疲労困憊
・普段穏やかでいきなりせっかちになる。
・自分の価値を自分でおとしめる考え方をする
・集中力の極端な低下
・判断力が極端に鈍る
・思考能力のいちじるしい低下
・記憶力の大幅な減退
・常に理由なく罪悪感に囚われている考え方
・自殺しようとする、またはしようと常に考えている

以上の事がいくつか、あるいは普段見られない行動も伴ってしまった場合は、うつ病であることを多少疑って、気にかけてあげたほうが良いです。

 

接し方

うつ病の原因は様々です。家族や恋人、友人は「うつ病がその人だけの責任」ではないことと「ただの努力」で治るようなものではないということを十分理解して、接していくことがとても大切です。

 
注意点

過度なストレスは避ける

過度なストレスを与えることは、なるべく避けていきましょう。ストレスを与えることでうつの症状をより悪化させてしまうことにもつながります。

 

すべてを受け止めすぎない

また、相手の悩みを全て受け止め過ぎないことも大切です。あまり受け止めすぎてしまうと、自分自身がうつ病になってしまう場合もありますので、適度な距離感を保ちつつ、話を聞いてあげることもうまく付き合っていくコツの一つです。

 

叱咤激励をしない

その他にも、叱咤激励をするのも避けたほうが良いです。そもそも、うつ病というのは、頑張っているけど病気のためどうにもならない状態ですから、そこにもっと頑張れというのは、普通の人でも酷なことです。かといって極端に優しくしすぎるのも、その環境に甘えてしまう可能性もあるので、注意が必要です。

接する中で、ちょうどよい感覚をつかんでいきましょう。

スポンサードリンク

ともに改善に向け歩むためには

多くの症例は治療から約1ヶ月で改善の効果がみられるという統計もあります。それには、家族や恋人、友人の力を借りてゆっくり時間をかけて丁寧に治療していきたいと、うつ病である本人の心がけが、とても大事です。

また、周囲の方々がうつ病の方にできる重要な事もあります。それは完治に向け、協力的な環境を作ることです。相手に対して「元気をだそう」など、プレッシャーを与えることはなるべく控えていきましょう。また、物事に常に敏感になってください。可能な限りうつ病の本人に普段と変わらず接する事が大切です。また、何をされても「平気、大丈夫」という接し方は逆効果になってしまいます。うつ病の本人が周囲のその行動に甘えてしまう事もあるからです。

そして、最後に「何事においても準備をしておくこと」です。何が起きているかを理解し、対応方法を見出し、その影響を学ぶことにあります。好きな人と楽しい事をする時間を増やしてあげたり、いろいろ話を聞いてあげたりしてください。何より心遣いと感謝の気持ちを表現することを常に忘れずに、うつ病であるその方の良いところに沢山気づいてあげましょう。

周囲と本人の気持ちが通じ合えば通じあう程、病気は改善され、これ以上にない幸せな結末が、全員に訪れる事でしょう。


■他のおすすめ記事はこちら
うつ病の家族や恋人との接し方まとめ


スポンサードリンク


■一緒に読まれてる記事■

 - うつ病の接し方