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SSRIとSNRIの使い分けこれを読めば分かる!

      2015/11/17

抗うつ剤の種類によって効果や副作用に違いはある??このような疑問をもつ人も多いのではないでしょうか?

今回は、もっとも処方されることの多い代表的な抗うつ剤SSRIとSNRIについてその違いをくわしく紹介していきます。

SSRIとSNRIの特徴

SSRIとは

まず、SSRI…選択的セロトニン再取り込み阻害薬から説明します。現在、うつ病の治療でもっとも使用されている抗うつ剤です。

神経伝達物質のうち、特に心のバランスを整えるとされているセロトニンを増やす作用があります。

これまでの抗うつ剤は、神経伝達物質以外の所に作用してしまうため、様々な副作用を起こしていましたが、SSRIは、セロトニンだけ選択的に作用するので副作用が少なくてすみ、安全性が高いのが特徴です。ただ、副作用がまったくないわけではありません。

主な副作用として

・不眠

・吐き気

・めまい

・体重増加

・性欲低下   などがあげられます。

 

現在、日本で使われているSSRIの種類は以下です。

・フルボキサミン
(商品名:ルボックス、デプロメール)


・パロキセチン
(商品名:パキシル)


・セルトラリン
(商品名:ジェイゾロフト)


・エスシタロプラム
(商品名:レクサプロ)


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SNRIとは

次に、SNRI…セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬です。2000年代から処方されるようになったもっとも新しいタイプの抗うつ剤で、SSRIのセロトニン再取り込み阻害作用にくわえてノルアドレナリンの再取り込み作用を併せ持った薬です。

効果が高く、SSRIと同じように副作用も抑えられますが、日本国内で承認されているのは以下の2種類です。

・ミルナシプラン
(商品名:トレドミン)


・デュロキセチン
(商品名:サインバルタ)


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SSRIとSNRIの違い

どちらもセロトニンに作用するため副作用は類似しています。大きな違いは、SSRIがセロトニンの量を増やすのに対し、SNRIはセロトニンだけでなくノルアドレナリンの量も増やすということです。

SSRIを服用しても症状が緩和されない場合、SNRIを服用し、交感神経に作用してやる気を起こすノルアドレナリンを増やすことで改善がみられることがあります。ただ、ノルアドレナリンが多くなりすぎるとイライラしやすくなるなどの症状が出ることもあるので慎重に経過を見ることが大切です。

 

SSRIとSNRIの併用は?

SSRIとSNRIに限ったことではありませんが、薬の併用には注意が必要です。効果が高くなりすぎると、いきなり躁状態になる操転を起こすこともあります。

薬の処方に関しては医師と良く相談することが必要です。

 

まとめ

SSRIとSNRIの特徴を知り、使用にあたっては医師と相談しながら症状の経過を見ることが大切です。SNRIは、比較的新しい薬のため今は価格が高めですが、今後、特許切れによってジェネリック品が出回るようになると価格も落ち着いてくるでしょう。

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