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うつ病で対人が怖いあなたに最適な2つの精神療法

      2015/11/15

うつ病と対人恐怖症って関係あるの?

対人恐怖症と良く似た概念に社会不安障害というものがあります。社会不安障害は人と関わる状況や見られている場面で強い不安を抱いてしまう精神疾患のことです。

周囲の視線や評価が気になり、時には発汗や動悸、振るえなどの身体症状が出ます。対人恐怖症は日本特有の社会不安障害の一種であるとされています。

ではうつ病と対人恐怖症(ここでは社会不安障害について述べます)が関係あるかどうかですが、社会不安障害の4割の患者はうつ病を併発しているという研究結果があります。

現代社会では人と関わり、見られるという場面が多くあります。よって、こういった場面に強い不安を抱えている人にとっては、強いストレスを感じる場面が多いということになり、結果、うつ病を引き起こすきっかけの一つになっていると考えられます。

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うつ病による対人恐怖症の治療・克服方法

うつ病による対人恐怖症の治療では、抑うつ気分に対する直接的な対処のみでは不十分で、その根本的な原因である人や人に関わる場面への不安を解消する必要があると考えられます。治療としては、薬物療法と、精神療法が挙げられます。

 

対人恐怖症の薬物療法

治療は、まずは抗うつ薬による薬物療法を行うことが一般的です。最初は薬で症状、気分を緩和して、うまく併用しつつ精神療法を行います。

対人恐怖症に有効な2つの精神療法

精神療法は主に、暴露療法認知再構成法があります。この二つは過去の研究でとても有効であるということがわかっています。

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暴露療法(エクスポージャー法)

暴露療法とは、あえて不安を抱く場面に直面させ、意外となんとかなるもんだということを認識させる方法です。不安から回避することをさせず、逃げなくても大丈夫なんだということを経験させます。

 

認知再構成法

次に認知再構成法ですが、これはその人が抱いている考え方を変えていく方法です。過度な不安を抱く人は、その状況や他者の視線をある意味過剰に評価しています。

反面、自分自身のことを過小評価し、この二つのギャップにより恐怖を感じ、回避へとつながるわけです。認知再構成法ではこの認識を改めさせ、前向きな考え方をできるように誘導していきます。

具体的には

 

・どういう場面でどういう気分になったか。

・その時にどういう考えが浮かんだのか。

 

など書き出し、自分がその状況に対しどういう認知をしているのかはっきりさせます。その後その考えは思い込みでないか、根拠何か、本当に正しいのかといったことを考えてもらい、その状況での偏った思考を変えていきます。

行動だけでなく、状況や自身に対する認知を変えることで治療を行っていきます。

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