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嫌いな人が夢に出てくる…うつ病の悩み

      2015/11/17

イヤなこと、怖いこと、不快なことなどの夢は「悪夢」と言われています。この悪夢を見続けるというのは、何かしらの心の不調のサインである可能性も否定できないようです。精神疾患と悪夢は深いつながりがあるとも言われています。

そこで今回は、夢を見る仕組みと悪夢を見続ける時の対処法について、一緒に考えてみたいと思います。

「夢」はどんな時に見るの?

睡眠には、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という2種類の睡眠があります。レム睡眠とは、脳は起きているけれど身体は眠っているという状態で、完全な眠りではなく、「浅い眠り」を指します。それに対し、ノンレム睡眠というのは、脳も身体も完全に眠っている「深い眠り」のことです。

夢を見るのは、レム睡眠時です。ですから、よく眠れていない時、つまり浅い眠り時に、夢を見ると言うことになります。

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「悪夢」を見るのはどうして? 精神的な病気と関係あるの?

このようなレム睡眠時に「夢」を見るわけですが、見る夢が、楽しい・嬉しい夢でなく「悪夢」であるのはなぜでしょうか?

詳しくは解明されていない「夢」ですが、この「夢」とは、脳内にある記憶を整理している時に起こる現であるとも言われています。その整理をしている際に、悪夢と言われる不快な記憶が出てくると言うことは、現実生活上で、イヤな・怖い・不快なことなどが多かったことを示していることに他ありません。

つまり、現実社会で多くのストレスを感じている状況であると想像されます。

このような状況下におかれていたら、既に精神的な病気になっている、あるいは、病気になる前段階にいる可能性も否定できません。実際に、悪夢と最も関係の深い精神疾患はPTSD(心的外傷後ストレス症候群)と言われています。その他、うつ病においても、睡眠障害はほとんどの方が持っておられる症状です。

ですから、質の良い睡眠がとれていない可能性は十分に考えられますので、悪夢を見ることは多いかも知れません。悪夢を見るから精神疾患にかかっているとは断言できませんが、睡眠障害の伴った精神疾患にかかっている場合、健康な方に比べると悪夢を見る確率は高いと考えられますし、健康な人でも、ストレスが多い時には、悪夢を見ることが多いと考えられます。

 

「悪夢」を見たらどうしたら良いの?

では、「悪夢」状態に対する対処法を、

 

1)悪夢を見ないように工夫する

2)悪夢を見た場合にどのように対処するか

 

という2点から考えてみたいと思います。

 

悪夢を見ないようにする工夫

悪夢を見ないようにするためには、日常生活でストレスを軽減することが必要になります。自分に合ったストレス解消法を見つけ、日々、ストレスをためないように心掛けましょう。

また、物理的なストレスとして、寝具が身体に合っていないために就寝時に悪夢を見ることも考えられますので、簡単なことですが、枕の高さや布団の硬さを変えてみるなどと言った面からのストレス軽減を試みることも価値あることかと思います。

また、既に精神疾患を持っている方の場合、その疾患の症状を緩和させることで睡眠の質が改善され、悪夢が減る可能性も考えられますので、主治医とよく相談してみて下さい。

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悪夢を見た場合の対処法

悪夢を見てしまった際の対処の仕方ですが、うつ病で悪夢に悩まされている場合は、うつ病により神経が過敏になっている状態でもありますので、悪夢を見たことにあまりとらわれ過ぎないようにすることが肝要かと思われます。

つまり、「なぜあのような悪夢を見たのだろう?」「あの悪夢の意味はなんだったのだろう?」などと原因追及をしないことです。所詮「夢」ですから、現実に起こったわけではないのです。『現実に起こらなくて良かった!』、『「夢」で良かった!』と言う程度に、考えて対処していくのが、問題をこじらせない一法ではないかと思われます。

しかし、悪夢のせいで、うつ病の治療に差し支える、また、まだ精神的な病気にまでは至っていない方が、日常生活に支障をきたすならば、迷わず、専門家による医学的な正しい対処法の指示を仰ぐのが望ましいと思われます。

 

まとめ

以上のように、嫌いな人が出てくる夢を見続けるなどの「悪夢」に悩まされている場合は、まずは、その悪夢を見ること自体にとらわれすぎないようにしてみて下さい。そして、日常でのストレスの軽減に取り組み、質の良い睡眠を十分とれるよう工夫してみましょう。

そのような自身で行える対処をしても、変わらず「悪夢」に悩まされるならば、精神的な病気である、あるいは、精神的な病気に発展する可能性があるとも言えますので、専門家の助言を仰いで下さい。この世の中、ストレス皆無の状況には出来ませんが、寝る時くらい、全てのストレスから解放されて、ぐっすりと眠りたいものですね。

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