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サインバルタの離脱症状に対する4つの対処法

      2015/11/19

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サインバルタとは、2010年から国内では使われ始めた、SNRIという種類に属する抗うつ薬です。ですから、国内では比較的新しく登場した抗うつ薬と言えるでしょう。しかし、世界的に見ると、かなりの頻度で処方されている抗うつ薬だそうです。

今回は、このサインバルタの特徴、特に、離脱症状とそれに対する4つの対処法について整理してみたいと思います。

サインバルタとは…

サインバルタは、抗うつ効果が現れるまでの時間が短く、早く薬の効果が実感できるタイプとして、人気があるようです。

しかし、大抵の抗うつ薬には、飲み始めの時期に副作用が現れやすいものです。サインバルタは、全体としては特に副作用が多いと言うことはないようですが、服薬開始初期に消化器系の副作用に悩まされる人が若干多いとのことです。

しかし、これらの副作用も服薬開始後1週間が最も強く症状が現れるようで、その期間をクリアすれば、その後は問題ないようです。

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サインバルタの離脱症状とは…

このように飲み始めにも若干の苦痛を伴う抗うつ薬であるサインバルタですが、減薬や薬を止めようとした時に起こる「離脱症状」が多くの方を悩ませているようです。

具体的な症状としては、「めまい、頭痛、吐き気、だるさ、しびれ、耳鳴り」と言った身体症状、および、「イライラ感、不安感、ソワソワ感、不眠」といった精神症状が現れるそうです。

この離脱症状が起きる理由は、これまで服用してきた量の抗うつ薬が体内に入ってこないために起こったパニックのようなものです。ですから、これまで服薬してきた薬の量と減らした量とが関係しているのです。

そこで、このような離脱症状が起こった際には、どのように対処したら良いのかを次項でみてみましょう。

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サインバルタの離脱症状に対処するためには…

まず、離脱症状が起こるのは、

 

1)自己判断で服薬を中止した

2)医師と相談しながらの減薬中に生じた

 

という2つの場合のようです。この2つの場合に生じた離脱症状に対して、どのように対処したら良いかを列記します。

 

自己判断で断薬した場合

こちらについては、再び、服薬を再開すれば、離脱症状は問題なく消失するそうです。問題は、2)の医師と治療の過程で、減薬の最中に離脱症状が現れた場合の対処の仕方です。

医師と治療の過程で、減薬の最中に離脱症状が現れた場合

こちらについては、基本的には、医師の指示に従って、薬の調整を行うとことになります。具体的には、

 

1.減薬するのを延期する

2.減薬のスピードをゆっくりにする

3.他の薬に変更する

 

という3つの対処法があるようです。

基本的に、医師の指示の元で減薬をした結果、離脱症状が生じたわけですから、病状が回復してきていると医師が判断したが故に行われた減薬であると考えられます。ですから、基本的に回復途上にあることは間違いないのでしょう。

その際の、減薬の方法に若干問題があったために離脱症状が出現したわけですから、医師がその原因を考え、適切な対処法を上記の3つの中から選んで下さることと思います。

 

まとめ

自己判断で断薬や減薬をして生じた離脱症状でない限り、基本的に、回復基調に乗ってきたと医師が判断したために減薬を試みたわけですから、離脱症状は苦しいものではありますが、医師の判断を信じて、その離脱症状に対する対応に従ってみて下さい。

その際、その離脱症状で現れた症状をうつ病本来の病状の悪化と混同しないことが大切です。離脱症状は、どんな薬でも起こる可能性のある現象です。離脱症状が現れたと言うことは、その減薬に問題があったということで、まだ、身体がこれまでの処方量の服薬が必要であると反応していることの証拠でもあります。

しかし、徐々に、タイミングを見て、進めていけば、離脱症状を発現することなく減薬することも可能なのです。減薬行動に入ったと言うことは、「うつ病の底は脱した」と言うことですので、完全な回復へも、もう一歩というところなのでしょう。

最後の一歩での離脱症状は苦しいかとは思いますが、最後の砦と思って、焦らずにゆっくりと減薬、断薬に取り組んでいって下さい。

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