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年末は「うつ」にご用心

      2015/11/25

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年末は鬱になりやすい!?

年末は、クリスマスや、友人知人、会社の忘年会にと、人によっては毎週末に予定が入っており、もっとも忙しい時期になるかとおもわれます。こんな時に気をつけなければならないのが、「年末うつ」と呼ばれる、この時期特有のうつ病です。

周りを見渡してみてください。街を歩けば、賑やかで楽しそうな笑顔がチラホラと見受けられます。そういった様子を見ていると、例えば、一人で過ごしている方は、「は~年末なのに独りか…」と孤独感を募らせる原因ともなります。また、忘年会ラッシュなど、イベントづくしで十分な休息が取れないため、体調を崩し、うつ病を患うキッカケともなりかねません。

ですが、このような時期だからこそ、身近な人と話す機会も増え、理解者が増えるといった良い一面もありますので、上手に年末を過ごしましょう。今回は、そんなお話です。

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年末のうつ「冬季うつ病」とは

前置きが長くなりましたので、早速、冬のうつについて説明していきます。「冬季うつ病」と言うのは、皆さんおわかりだと思いますが、冬の時期に限定して患う、うつ病です。

この冬季うつ病は、日照時間が短くなる「秋」から「冬」にかけて、患者数が増加する傾向があります。

冬といえば、動物たちは、厳しい寒さから身を守るため、冬眠に入りますが、人間もどうやら、冬の気候で太陽を浴びる時間が少なくなり、気分が落ち込んでしまうようです。実は、これが年末にうつが起こりやすい大きな要因となっています。では、実際に年末にうつにかかると、どのような症状が出るのか、具体的なものをあげてみます。

 

年末のうつ症状

冬の時期のうつ病は、通常のうつ病の症状よりも、喪失感や孤独感、無気力などの症状が強く、過食や過眠の状態になりやすいといわれています。また、甘いモノが食べたくなる傾向が多く、体重の増加などに悩む人が増えるそうです。例えばこんな症状があげられます。

 

・今まで楽しいと思ったことが、楽しいと思えない

・極端に気分が落ち込む

・前より疲れやすくなった

・食欲が増し、甘いモノを欲するようになった

 

では、次に、年末のうつの原因についてもう少し詳しく説明していきます。

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年末にうつになる原因

実は、この原因については、はっきりと答えが出ています。それは「陽の光を浴びる量が不足」するからです。

では、極寒の地に住んでいる人たちはどうなるのかというと、もともと寒い地域に住んでいる人たちは、冬季うつ病になる確率は割と低めです。それよりも、もともと太陽の光を浴びることが出来る地域の人達がそのような状況になる方が、冬季うつ病にかかりやすくなります。

つまり、私達の住む日本は、夏は暑く、冬は寒いという四季に恵まれているといったメリットの一方で、このような弊害があるのです。

 

日光とセロトニンの関係

おさらいになりますが、うつ病の発症は、この「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質の不足が大きな要因となっているといわれています。実はこのセロトニンと日光が、冬季うつ病に大きく関係しています。

セロトニンについては、こちらにも詳しく書いてあります。日光を目が感じることで、網膜が刺激され、脳内のセロトニンの作用が増強されます。そうすることで、体のリズムを整えることに大きく関与しているホルモン、「メラトニン」の生産を整える働きをします。

ですが、どんよりとした天気が続くとどうでしょう。日光が少ないと、脳内のセロトニンへの作用も弱まり、結果、メラトニンが抑制されず、うつ病を患ってしまう可能性が高くなるのです。これが、日光とセロトニンの関係です。

 

まとめ

冬のうつは、投薬の効果が薄いため、人工的に光を浴びてセロトニンを増やす「光療法」という治療法がとられることが多いそうです。いずれにせよ、まずは精神科や心療内科で相談することをお勧めします。

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