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SSRIの副作用と不眠の関係

      2015/11/26

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うつ病の治療に使われる薬「抗うつ剤」。それには様々な種類がありますが、ここでは、代表的な抗うつ剤の種類と副作用などを紹介します。

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代表的な抗うつ剤の種類

抗うつ作用が高く副作用が多い三環系抗うつ剤(TCA)

抗うつ作用は高いですが副作用が多いため、現在は他の抗うつ剤が効かない場合などに使用されています。副作用としては、めまい、ふらつき、便秘など様々な症状を起こすことがあり、大量に服用すると危険です。これらの症状は、TCAが神経伝達物質(モノアミン)以外のいろいろな所に作用してしまうことで起こるとされます。

TCAの商品には、トフラニール、 アナフラニール、トリプタノールなどがあります。

 

効果は弱めだが、眠りに効く四環系抗うつ剤

安全性の高い抗うつ剤として開発され、副作用が少ないのが特徴です。また、即効性があるとされています、(三環系が2週間程度に対し、四環系は1週間程度)ですが、そもそも抗うつ効果が弱く、あまり使われなくなりました。眠気を誘う効果があるため、不眠の強いうつ病に使われることがあります。

商品名は、ルジオミール、テトラミド、テシプールなどです。

 

バランス型の選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)

上記三環系抗うつ剤はモノアミン以外のところに作用してしまい、副作用を起こすため、モノアミンだけに作用するよう考えだされたのがSSRIです。SSRIは、モノアミンのうち、特に心のバランスを整えるとされるセロトニンを増やす作用があります。

うつ病の原因として多くの医者があげているのが、このセロトニンの不足です。SSRIは、セロトニンだけに選択的に作用するので副作用は少ないです。効果と副作用のバランスがとれているため、現在のうつ病治療薬としてもっとも多く使われています。

商品名は、ルボックス・デプロメール、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロがあります。

 

もっとも新しいタイプの抗うつ剤

SSRIのセロトニン再取り込み阻害作用にくわえて、ノルアドレナリンの再取り込み作用を併せ持った薬、それが「セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)」です。効果が高く、SSRIと同じように副作用も抑えられますが、日本国内で承認されているのはトレドミンの一種類だけです。

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SSRIの使用で不眠に?

現在、広く使われているSSRIは、その使用によって不眠症状を引き起こすことがあります。SSRIが脳内のセロトニンに作用すると脳が覚醒しやすくなり眠りにつきにくくなります。また、寝付いても浅い眠りのため、夢を見るなどして脳が休まりにくくなり、不眠症状に陥ることがあります。

 

不眠への対処法は?

では、SSRIを服用した際、不眠症状が起こった場合どのように対処すればいいのでしょうか?ひとつは、別のSSRIやSSRI以外の抗うつ剤に薬を変更することです。また、睡眠薬を併用する方法もあります。

ただし、併用してはいけない薬などもありますので、いずれも医師に相談して指示を仰ぎましょう。また、個人でできる対処法としては、眠りにつく前、テレビやPCなどを消してゆったりとした時間をもち、脳の覚醒をおさえる環境をつくることが大切です。

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