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双極性障害の原因と遺伝の関係

      2017/04/17

双極性障害とは

うつの状態が続く病気を「うつ病」というのに対し、双極性障害とは、躁状態とうつ状態が交互に繰り返す病気です。一昔前までは、「躁うつ病」などという名前で呼ばれていましたが、現在では、「双極性障害」で呼ばれることが一般的です。

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躁状態とは

ハイテンションで元気が良いというレベルを通り越し、「ちょっとおかしい」と感じるような病的な高ぶり状態のことを躁状態といいます。

 

うつ状態とは

不安や焦り、喪失感などといった感情に心を支配され、深く沈み込んでしまう病気です。

 

双極性障害の原因とは?

原因はまだはっきりとは解明されていませんが、そこには様々な要因が複雑に関係しているといわれています。

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遺伝子が原因?

双極性障害に大きく関係していると考えられているのが遺伝子です。ある研究では、同じ遺伝子をもつ一卵性双生児では、二人ともが双極性障害になる確率が50%~80%、遺伝子を半分共有する二卵性双生児では、5%~30%ほどとされています。

このように、一卵性双生児のほうが二卵性双生児よりも、二人ともが病気を発症する確率が高いことから、遺伝子的な要因が深く関係していると考えられています。

しかし、一卵性双生児でも発症の確立は決して100%ではないことから、それだけで発症する病気ではなく、また、単一の遺伝子が原因の、いわゆる遺伝病ではなく、複数の遺伝子が組み合わさって発症する病気だと考えられています。

 

環境が原因?

また、双極性障害の原因の一つとして考えられるのが環境的な要因です。環境的な要因には、育った環境や、親との関係、また仕事などからくるストレスなどがあげられます。もともと双極性障害になりやすい体質をもった人が環境的な要因が引き金となり病気を発症するとも考えられます。

 

性格が原因?

環境的な要因とも関連しますが、その人のもつ性格も要因のひとつと考えられています。ある調査では、発症前、下記のような性格をもつ人が病気を発症しやすい報告されています。

 

・社交的である
   
・周囲への気配りができる

・ユーモアがある

・現実的な考えを持つ

 

一見、病気とは無縁のように思われるものばかりです。もちろんこのような性格が危険因子のひとつとされているだけで、環境的な要因など、いくつかの要因が複雑に重なり病気の発症につながるとされています。

 

双極性障害は「うつ」からはじまる

ある調査では、双極性障害のおよそ3分の2は、「うつ」からはじまるとされています。うつ病も双極性障害も「うつ」の状態の症状はほぼ同じことから、見分けることが難しいのです。しかし、「うつ病」と「双極性障害」は異なる病気で治療法も異なっています。

 

まとめ

上記のように双極性障害には、一つの要因だけでなく、いくつかの要因が複雑に関与していると考えられます。正しい治療を行うことで双極性障害は回復できる病気ですが、再発の可能性も大きいのです。正しく治療することや、上記のような要因をしっかりとみつめ、環境的な要因などを抑制し改善していくことが大切です。

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