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人を信用できないのは病気なの!?妄想性パーソナリティ障害の症状と原因とは?

   

どうしても人を疑ってしまい信用できないといった、自身の症状に苦しんでいる人がいます。

実は今、この症状で苦しむ人が増えていることをご存知でしょうか。

人を信用できず、ずっと孤独感を感じ心を閉ざしてしまうのです。

社会生活でも、人を信用できないために良い人間関係が構築できず、会社に馴染めないなどの障害が出てしまうのです。

幼いころからの癖や性格の影響も大きいのですが、実は病気の可能性もあるのです。

その病気は「妄想性パーソナリティ障害(妄想性人格障害)」というものです。

この病名を初めて聞く人もいるかもしれません。私も今回初めて、この病気のことを知りました。

それではこの「妄想性パーソナリティ障害」とはどのような病気なのでしょうか。

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人を信用できないのは病気?

人を信用できないのは病気?
日常生活をおくる中で、人とのコミュニケーションは避けられません。そして、生きていく中で人を信用するということは、とても重要なことですよね。

人を信用できないと、何をするにも自分ひとり、人に何かを頼むことすらできず、ひとりでは困難なことも自分だけで解決しなければならないのです。

しかし、最近こういった「人を信用できない」という人が一定数増えているという情報があります。

誰でも「この人は信用できないなあ・・・」なんて人は、一人や二人いるかもしれませんが、他の人を全く信用できないという症状で悩んでいる人がいるのです。

必要以上に人を警戒し、猜疑心が晴れず「自分は利用されている」とか「騙されているだけなんだ」と思い込み、不信感を募らせてしまうのです。

それは、ただの思い込みの激しい人なのではなく「妄想性パーソナリティ障害」という病気の可能性があるのです。

 

妄想性パーソナリティ障害の症状

妄想性パーソナリティ障害の症状
妄想性パーソナリティ障害の主な症状は「人はみんな自分に対して悪意を持っていると思い込む」ことです。

どんな人が言うことも、自分を陥れるための発言に聞こえ、どんな人の行動も、自分をだますための行動に感じてしまうのです。

ですので、社会に溶け込むことが難しくなります。会社などの組織でも、人間関係のトラブルを抱えたり、協調性が無かったりと、問題要因になってしまうのです。

日常生活でも、近所とのトラブルを抱えたり、親しい人に対しても極端な嫉妬心を持ってしまいます

いつでも精神が緊張した状態になってしまい、自律神経の乱れが激しかったり、不安やストレスをとても溜めやすい状態にあります。

それが原因で、妄想性パーソナリティ障害は不安障害やうつ病を併発している場合も多いのです。

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妄想性パーソナリティ障害の原因とは

妄想性パーソナリティ障害の原因とは
妄想性パーソナリティ障害の明確な原因は、実は分かっていません。

ただし、可能性の高い原因はいくつか提示されています。

まず、幼少期や青年期までに、学校や家庭で、身近な人に裏切られる経験をして、それが強く印象に残っている場合です。

ただし、そういったひどい裏切りを受けたすべての人が、妄想性パーソナリティ障害になるわけではありません。

その人の持つ、もともとの性格があり、それが裏切りなどの強い印象をきっかけに妄想性パーソナリティ障害を起こしてしまうといわれています

遺伝的な脳内伝達物質の異常が関係しているという説もあります。

これは、家族など近い血縁者に統合失調種患者がいる場合、妄想性パーソナリティ障害になる率が高いという説からも、遺伝子に深く関係している可能性が高いとされています。

 

妄想性パーソナリティ障害の主な治療方法

妄想性パーソナリティ障害の主な治療方法
妄想性パーソナリティ障害の治療方法は、一般の不安障害やうつ病などと同じように、薬物療法や心理療法などが多いようです。

人を信じられずとても不安が強い場合は、抗不安薬を使います。また、抑うつ状態が強く出ている場合は抗うつ剤を用いて治療を行います。

妄想性パーソナリティ障害は主に人格や性格の障害ですが、うつ病などの治療と相違なく、心療内科での治療を行うのです。

ただし、周りの人が無理に治療を受けさせることも難しい障害です。本人は病気とは思っていない場合も多くあります。

無理に病院で治療を受けることを勧める事自体に、不信感や強い警戒心を示してしまう場合もあるのです。

 

まとめ

人を信用できないのは病気なの!?まとめ
妄想性パーソナリティ障害は、一概に病気と言い切れる障害ではありません

そもそもその人がもつ性格も大きく影響しているため、いくら脳内物質が・・・といっても、病気だと断定することはその人を否定してしまうことにも繋がりかねません。

ですので、無理に治療させようとか、気持ちに踏み込んで寄り添おうとはせず、適度な距離(腫れ物に触るような態度ではありません)が大切だと言われています

時間をかけてゆっくりと、心を許してもいいのかも、と思ってもらえるような距離の取り方接し方が大切です。

これはうつ病にも同じことが言えます。

抑うつ状態のときに、無理に心に踏み込まれたり、距離を縮められたりすると、逆に悪化してしまうことがあります。

とても難しいことですが、何より大切なことは、周りの人が妄想性パーソナリティ障害のことをよく理解し、周りの人から歩み寄ったり離れたりと、うまく心の距離を取ってあげることなのです。

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