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ベルソムラがせん妄を予防する!?せん妄の症状と薬の関係

   

これまで、睡眠障害や入眠障害には、ベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系の薬が使われていました。

現在も非ベンゾジアゼピン系のマイスリーなどが主として使われています。しかし近年、それらベンゾジアゼピンと名の付く薬よりも副作用を抑え、従来とは異なる作用で睡眠を促す薬の「ベルソムラ」が発売されました。

ベルソムラは副作用を抑えただけではなく、長期投与可能というメリットも備えています。

ベンゾジアゼピン系の薬には、一時的な意識障害を起こす「せん妄」という症状を起こすこともありましたが、ベルソムラは「せん妄」を改善するとも言われている薬です。

それでは、そもそも「せん妄」とはどのような症状なのか、そして、改善された睡眠薬とはいえ、ベルソムラにも副作用はありますので、今回は、ベルソムラと「せん妄」の関係を主に紹介していきます。

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せん妄とは

せん妄とは
「せん妄」は、認知症と間違われることもあります。日にちや時間、その時に会話していた内容などを忘れてしまうからです。

しかし、そもそも「せん妄とは、一時的な症状で、短期的に意識障害が起こった状態であり、認知症ではありません。それは、症状で見分けたり、症状が起こる原因で判断することが出来ます。

 

せん妄の症状

せん妄の症状
「せん妄」の症状としては、幻覚を見たり、時間や場所が分からなくなったり、また興奮状態に陥ったり、会話がかみ合わなくなることや、直近の出来事を忘れてしまうというような、認知症に近い症状を起こすこともあります。

睡眠については、昼夜逆転が起こったり、寝ている間も落ち着かない状態になるなど、身体に負担を与えます。

 

薬がせん妄の原因になる?

薬がせん妄の原因になる?
向精神薬や抗てんかん薬が原因で、「せん妄」が起こる場合があります

特にベンゾジアゼピン系の睡眠薬や、抗うつ薬など、実際に私も経験しています。

私の場合は、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬であるマイスリーを服用しているのですが、マイスリーを服用した後に行った行動や会話を、ほぼ覚えていないということが多くあります

マイスリーを服用した後に、例えばパソコンで調べたことやメールの返信をしたこと、あるいは会話をして約束をしたことなど、ほとんど覚えていません。そもそも、パソコンを触ったことやメールを見たこと、会話をしたことすら覚えていないことがほとんどです。

こうやってみると恐ろしい事ですよね。

ですので、私はマイスリーを服用した後は、極力何もせずに眠るようにしています。

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ベルソムラとせん妄の関係

ベルソムラとせん妄の関係
ベンゾジアゼピン系の睡眠薬などは、「せん妄」を引き起こしてしまう(後押ししてしまう)可能性が知られています。

これは主に「抗コリン作用」が大きく関係していて、抗コリン作用が「せん妄」を引き起こすということが分かっています。

抗コリン作用とは、簡単に言うと、脳の活動を抑えて眠気を促す働きです。ですので、長い時間抗コリン作用が続いてしまうと、認知機能が低下してしまいます。

ベンゾジアゼピン系の薬には、この抗コリン作用があるため、「せん妄」と深く関係してしまうのです。

それに比べて、ベルソムラには抗コリン作用がありません。ですので、せん妄状態を後押しすることもなく、「せん妄」も起こさないというわけなのです

さらに、最近の研究では、高齢者における「せん妄」予防として、就寝前にベルソムラを投与することで、安全に「せん妄」を予防できるという研究発表がありました

「せん妄」の治療にも、ベルソムラが有効だということなのですね。

 

まとめ

ベルソムラがせん妄を予防する!?せん妄の症状と薬の関係まとめ
これまで、ベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系の薬で不眠治療を行っていました。今でも主流はまだまだデパスやマイスリーでしょう。

私はマイスリーを長年服用していますが、これは依存症によるものも大きいのです。

そして、マイスリーは、私にとって「せん妄」を起こす原因でもあります。

ベルソムラなら「せん妄」を抑えるどころか、「せん妄」の治療薬としても活躍しそうですよね。

また、ベルソムラは依存などの副作用も圧倒的に少ないと言われています。

理想的な睡眠薬となって、今後主流になっていくかもしれませんね。

しかし、長期に渡って睡眠薬を服用してきた私としては、どのような薬であれ、なるべく長期間の服用はお勧めできないというのが本音です。

どのような薬であれ、体質などによっては少なからず依存を起こしてしまいます。

薬が無いと眠れないという状況は非常に不便で、自然とは言えません。薬物療法だけに頼るのではなく、並行して生活習慣の見直しをすることも大事です。

食生活もそうですが、毎日必ず太陽の光を浴びて、適度な運動をすることで、睡眠の改善につながります。

薬物療法だけに頼ってしまうと、ずっと通院をすることになりますし、薬の影響は必ず身体に現れます。

睡眠障害を解消するために、食生活と運動、太陽の光を浴びる事を主として意識し、補助としてベルソムラのような、できるだけ副作用の少ない睡眠薬を使用するというスタイルが最善ではないでしょうか。

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