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ベルソムラの長期投与が可能になったその理由とは?

   

夜眠ることが出来ない、寝付けない、途中で起きてしまうなど、睡眠がしっかりとれないことはとてもツライことですよね。

身体もだるいし、眠いし、日常生活にも支障が出てしまいます。そんなツライ状況を送っている人にとっては、睡眠薬は眠りをもたらしてくれる特効薬ですよね。

昔は強力な睡眠薬ばかりで、副作用や依存などを覚悟で服用するしかありませんでした。

しかし近年、睡眠薬の中でも、無理やり気絶をするように眠らせる強い薬ではなく、自然に近い眠りをもたらしてくれる新薬のベルソムラが普及し始めました。

このベルソムラは、副作用や依存性の少ないとの評判のある睡眠薬ですが、以前は長期投与が出来ませんでした。それが、2015年12月1日より、投薬規制が無くなり長期投与が出来るようになったのです。

それではまず、ベルソムラの効き目から見ていきましょう。

ベルソムラの効き目(効果)

ベルソムラの効き目(効果)
そもそも睡眠薬の強さにはレベルがあります。
  • バルビツール酸系(ベゲタミン、ラポナ、イソミタール)
  • ベンゾジアゼピン系(ハルシオン、レンドルミン、デパス)
  • 非ベンゾジアゼピン系(マイスリー、アモバン、ルネスタ)
  • メラトニン受容体作動薬(ロゼレム)
  • オレキシン受容体作動薬(ベルソムラ)
バルビツール酸系のベゲタミンなどが一番強く、ほとんど気を失うように眠らせる薬です。

ベルソムラは睡眠薬の中でもレベルの弱いもので、自然に近い状態で入眠させるための薬です。バルビツール酸系は副作用がとても強いのに対し、ベルソムラは副作用が少ないと言われています。

このように見ると、ベルソムラは効き目が弱いように見えますが、効き目の強い薬から出来る限り副作用が出ないように開発された新薬なのです。

ベルソムラはあまり効かないという人もいますが、身体への負担を少なくするために、即効性などの効果が比較的低くなっていることも事実です。また、体質などによるものかもしれません。

私は、ベンゾジアゼピン系のデパスを服用しているのですが、これは不安やイライラを落ち着かせるために、日中でも頓服として服用しています。

しかし、私の場合、デパスの服用で眠くなることはありません。その代わり、非ベンゾジアゼピン系のマイスリーを導入剤として服用しています。マイスリーを服用した場合は眠くなるのです。

レベルを見ると一見デパスの方が強そうですが、私個人の体質としては、非ベンゾジアゼピン系のマイスリーの方がデパスよりも眠くなるのも事実なのです。

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ベルソムラのメリットとデメリット

ベルソムラのメリットとデメリット
ベルソムラは、これまでの睡眠薬から出来る限り副作用を取り除き、依存性も低くしたという睡眠薬ですが、だから絶対に安全と言えるのでしょうか。処方薬なので当然メリットとデメリットが存在するのです。

そこで、ベルソムラのメリットとデメリットを簡単に紹介します。

ベルソムラのメリット

睡眠障害を発症した場合、一番実感する「眠れない」という感覚は入眠できないことではないでしょうか。ベルソムラは主に入眠障害に有効とされています。

また、夜中に何度も起きてしまうような中途覚醒にも有効です。睡眠が深くなるため夜中途中で目覚めることも少なくなります。

ベルソムラの謳い文句で一番多いものが「副作用が少ない」という面です。ここでいう副作用は、健忘やふらつきなどが少ないということです。また、依存性が少ないということも多く言われているメリットです。

私が服用しているマイスリーは、これも体質により異なるとは思いますが、マイスリーを服用した際、服用後の短期健忘が現れます。服用後に会話をした内容や、行動したこと自体を覚えていません。また、長期間服用しているため、重度の依存症になっています。マイスリーが無いと眠れないのです。

この点を考えると、副作用と依存性が少ないと言われるベルソムラは、比較的服用に抵抗のない睡眠薬かもしれませんね。

そして、睡眠薬の中でも特徴的なメリットが「処方日数の制限が無い(長期投与が可能)」というところです。一般的な睡眠薬は30日の処方制限がありますが、ベルソムラはその処方制限が無くなったので、60日や90日といった長期投与ができるのです。

因みに、マイスリーなど他の睡眠薬は向精神薬ですが、ベルソムラは向精神薬指定ではないため、処方制限が解除されたのですね。

ベルソムラのデメリット

ベルソムラは新薬で、且つ、日本が世界に先駆けて発売された睡眠薬なのです。そのため服用時の症例が、その他世界中で使われている睡眠薬よりも圧倒的に少ないのです。薬の症例が少ないという部分はデメリットと言えるのではないでしょうか。

また、悪夢を見ることが多いと言われています。ベルソムラにはレム睡眠(浅い眠り)を増やす作用があるため、夢を見やすくなります。過度なストレスや不安を抱えた状態で夢を見ると、悪夢を見やすくなるということですね。

レム睡眠(浅い眠り)が増えてしまうせいか、翌日に眠気を感じる人が多いと言われています。

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ベルソムラが長期投与可能な理由

ベルソムラが長期投与可能な理由
ベルソムラのメリットでも書いた通り、ベルソムラは長期投与が可能になった睡眠薬です。ベルソムラは向精神薬ではないため、デパスやマイスリーなどのように処方は30日までなどの制限が無いのですね。

2014年に発売された当初は、最長14日の処方制限がありましたが、2015年12月から処方制限が解除され、長期投与が可能になったのです。

例えば私の場合マイスリーを服用していますが、マイスリーは向精神薬なので処方制限があり、30日分しか処方してもらえません。そのため、睡眠が安定するまでは最低でも毎月一回通院する必要があります。しかしベルソムラはその制限が無くなったため、通院回数を減らすことが可能なのです。

 

まとめ

ベルソムラが長期投与可能な理由まとめ
ベルソムラは副作用が少ないことや長期投与が可能なことなど、メリットも多い睡眠薬です。マイスリーを服用している私としては、通院回数が減るだけでもうらやましく感じます。

しかし、眠りが浅くなったり、悪夢を見たりという副作用がある以上、やはり薬というものは少なからず体に負担をかけます。依存性が少ないとはいえ、長期間服用すれば依存性が出てしまう可能性もあります

しかも、長期投与が可能ということで、例えば90日分処方してもらうと、その間通院することもなく、また毎日服用することで少しずつ効き目が薄れていき、飲みすぎてしまう人もいるかもしれません。それを繰り返すうちに依存してしまったり、副作用が強く出てしまう可能性だってあります。

長期投与が可能となったことにより、長期間服用することも多くなるかもしれません。薬は長期間服用すれば依存性が出てくる可能性も高まります。

副作用や依存性がなくて、しかも長期投与可能な安心な睡眠薬ということで使い勝手が良いのも事実ですが、薬に頼り過ぎないようにすることは大事なことです。

また、睡眠の改善が一向に感じられない場合は、必ず医師に相談することが大切ですね。

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