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ベルソムラと風邪薬の飲み合わせは危険!?併用してはいけない理由とは?

   

ちょっと熱っぽくて、喉が痛くて風邪を引いたかな?と思ったら、病院で処方してもらった風邪薬を飲みますよね。

でもそれって、普段服用している薬がある場合、安易に飲んでも大丈夫なのでしょうか。

ベルソムラなど、睡眠薬として処方される薬だけでなく、処方薬や漢方薬にも飲み合わせに注意しなければいけないものがあります。飲み合わせによっては、薬の効果が強く出すぎてしまったり、副作用が出てしまったりするためです。

アルコールとの併用は当然してはいけないことですが、副作用もほとんど無いと言われる漢方薬でも、他に飲んでいる漢方薬の成分に同じ成分が入っていないか、また併用を控えるべき成分が入っていないかを確認する必要があります。

睡眠薬となると、なおさら注意が必要という警戒心はありますよね。

私も睡眠薬(睡眠導入剤)のマイスリーを服用していますので、ちょっとした風邪を引いたときや、別の病院にかかるときも、必ずお薬手帳を準備しています。

睡眠障害などでベルソムラを処方される可能性がある場合、または、現在ベルソムラを服用していて、風邪などで他の病院にかかる場合、普段飲んでいる薬を把握しておくか、お薬手帳を必ず提示するよう心がけることが大切ですね。

今回は、ベルソムラと風邪薬の飲み合わせが、どのような作用を起こすのかを中心にみていきたいと思います。

それではまず、ベルソムラの特徴を見ていきましょう。

睡眠薬の種類とベルソムラの特徴

睡眠薬の種類とベルソムラの特徴
一口に睡眠薬と言っても、様々な種類がありますよね。なかなか寝付けないときに適している睡眠薬や、深い眠りにつけずに夜中何度も起きてしまったり、朝早く目覚めてしまったりする場合に適した睡眠薬など。

どうしても眠れないといった場合は、本当に効力の強い薬を処方されている人もいるかもしれません。しかし、強ければ強いほど、副作用も強く出てしまいますよね。そんな中でもベルソムラは新しく開発された新薬であり、副作用も少ないと言われています

睡眠薬と言われている薬には、以下の5種類に分類されいます。

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バルビツール酸系:ベゲタミン、ラポナ、イソミタールなど

脳の活動を抑え込むことで睡眠に入ります。効果が強く麻酔にも近い作用で、無理やり眠らせてしまうと言っても過言ではない睡眠薬です。そのため、副作用も深刻なものが多く、現在ではほとんど処方されません。

ベンゾジアゼピン系:ハルシオン、レンドルミン、デパスなど

現在私は、デパスを睡眠薬としてではなく安定剤の頓服として服用していますが、依存性が高いと実感しています。個人差もあるようで、私の場合は一切眠くはなりません。

非ベンゾジアゼピン系 :マイスリー、アモバン、ルネスタなど

ベンゾジアゼピン系を改良した睡眠薬で、睡眠導入剤として使用します。夜中に何度も起きてしまうという人には向いていない薬です。

私はマイスリーでも服用期間が長いせいか、服用した直後の健忘や依存性という副作用が出ています。

メラトニン受容体作動薬:ロゼレム

依存性や副作用のほとんどない薬で、自然な睡眠を促してくれます。眠れないときに最初に処方されることも多いかと思います。

オレキシン受容体作動薬:ベルソムラ

できるだけ自然に近い状態で睡眠に入れます。依存性・安全性のバランスが取れている薬です。ただし即効性が期待できないので、効かないという人も多いようですね。私の知人も飲んでいるのですが、あまり効かないという人と、すごくよく眠れるようになった人と両極端です。

 

風邪薬との飲み合わせは大丈夫?

風邪薬との飲み合わせは大丈夫?
ベルソムラは、他の睡眠薬(先に書いた5種類)の中でも、飲み合わせで気を付けなければいけないものが多いのも特徴です。

一緒に服用を避けなければいけない主な商品名をいくつか紹介します。
  • イトリゾール:抗真菌薬
  • ブイフェンド:抗真菌薬
  • クラリス  :抗生物質
  • クラリシッド:抗生物質
  • ビラセプト :抗ウィルス化学療法剤
  • クリキシバン:抗ウィルス化学療法剤
  • テラプレビル:抗ウィルス剤
この中でも風邪薬として使われているのが、クラリスとクラリシッドです。咳や痰を抑える薬で、風邪の時に処方されるお薬に含まれることがあります

意外とこの併用を見逃してしまうケースもあるようですので、やはりお薬手帳を提示して、特にベルソムラを服用している旨をしっかり伝えることが必要ですね。

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併用してはいけない理由とは?

併用してはいけない理由とは
ベルソムラと併用することでどのようなことが起こるのでしょうか。

一般的に処方される薬は、服用することで薬の成分が血中に流れ込んで、効果を発揮します。時間が経つと共にその成分が血中から薄れていき、最終的には肝臓や腎臓が代謝酵素というものを使って身体の外に代謝されることで、排泄されていきます

どんな薬でも代謝酵素を使って医薬品を体外に排出されるのですね。代謝酵素には様々な種類があり、薬によって使われる代謝酵素は違います。

ベルソムラはこの代謝酵素の中でも「CYP3A4」という酵素を使って体外に排出されるのですが、クラリスやクラリシッドはこのCYP3A4という酵素の働きを阻害してしまいます

そのため、ベルソムラとクラリス、クラリシッドを併用してしまうと、ベルソムラを体外に排出できず、体内に留めてしまうのです。これらは「CYP3A4阻害薬」と呼ばれています。

体外に排出されないベルソムラは、通常よりも強い効果を発揮してしまい、必要以上の眠気に襲われるなど、期待する程度の効果を制御できなくなってしまうため、これらベルソムラとクラリス、クラリシッドを併用することは避けなくてはならないのですね。

 

まとめ

ベルソムラ飲み合わせ風邪薬まとめ
医薬品を服用した場合、期待した効果を発揮したら身体の外に排出する必要があります。そして、排出を促す代謝酵素が薬によって違うという理由で、飲み合わせ、いわゆる「併用禁忌」が存在するのですね。

実は私は、それほど薬の飲み合わせを気にしたことはありませんでした。しかし、いつも病院にかかるときにはお薬手帳を提示しています。飲んでいる薬を口頭で伝えるのが面倒だから、という理由で持っていっていましたが、こんなにも重要なことだと再認識しました。

うつ病と睡眠障害、腰痛の痛み止めを私は常用しているのですが、現在服用している薬にもそれぞれの代謝酵素があるということなのですね。

例えば、現在マイスリーを常用しているのですが、ちょっとした風邪で薬をもらうにしても、これまで以上に飲み合わせ(併用禁忌)を意識することができそうです。単なる風邪が、薬の併用のせいで大ごとにならないように注意したいものですね。

こういった知識を得ると、よく言われる「用法・容量を守って」ということがいかに重要なことかわかります。病院ではなくても、薬局で市販薬を買う際も、できるだけ薬剤師のいる薬局でベルソムラを服用している旨を相談して、薬を購入することが望ましいかもしれません。万が一「CYP3A4阻害薬」とされる成分が入っていたら大変なことですよね。

どのような薬でもやはり安心はできません。頭痛などの鎮痛剤一つとっても、容量・要用を守って服用するように心がけたいものです。

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