うつ病の症状を克服「うつ病治療ラボ」

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甘えなんかじゃない!あなたのうつ病を的確に見分ける6つの状態

   

初めにお伝えしたいことは、うつ病を知れば心のショックは和らぐということです。

うつ病を見分ける6つの状態の前に、「もしかしたら自分はうつなんじゃないか」と思った時、慌てず、しっかりとした気持ちで乗り越えるための心構えについてお話します。

誰だって初めて「うつ病」になったときは、どうしようと動揺するのは当たり前だと思います。ですが、全く知らない状態で、突然うつ病に見舞われることと比べれば、はるかに心理的なダメージは少ないです。私も、もともとうつ病に対する知識もなかったですし、心の病にかかることなんて全く想像すらしたことがありませんでした。

確かに、「うつ病」という病気自体の存在は知っていましたが、それ以上の詳しい知識は全く無いので、自分の心が突然コントロールできなくなった時の恐怖と言ったら、言葉では言い表せません。

「自分はこれからいったいどうなってしまうのだろうか」という恐怖とショックが、症状をさらに深くしていきました。だからこそ、恐怖に震え症状を悪くする前に、うつ病に対する予備知識を少しでも持ってほしいと考えたのです。

全くわからない病気ほど怖いものはない

うつ病 病気
例えば、熱があっても、これはただの風邪だからしばらく寝ていれば治るとわかっていれば、恐怖もありませんよね。お腹の具合が悪くなっても、これは食中毒だから、薬を飲んでいれば治ると知っていれば、不安もありませんよね。

でも、ひどい高熱が何日も続き、原因がわからなければ、「自分は大丈夫なんだろうか?」「治るのだろうか?」と激しい不安に襲われます。

その病気のことを少しでも理解していて、それが治る病気であり、治し方もあると知っていれば、病気に対する恐怖はかなり和らぎます。病気に対する知識があるかどうかというのは、それくらい大きく影響するのです。まして、「うつ」はそもそも経験したことがないわけですから、「自分はどうなってしまうのか」という不安を持つのは当然です。

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予備知識を少しでも持てば、激しい「うつ病」は防げる

うつ病 予備知識
うつ病は、ある日突然襲ってきますが、その徴候や前兆は必ずありますから、予備知識さえあれば、激しい「うつ病」はある程度防げます。

うつ病の症状を表す9つの特徴

現代社会では、どんな仕事をしていても、どんな生活を送っていても、激しいストレスと無縁ではいられません。成人の15人に1人がうつ病を体験していると言われるストレス社会です。つまり、よっぽど無神経で、鈍感な人でない限りは、うつ病は誰でもなる可能性のある病なのです。

そういった意味でも、日頃ストレスを感じている方は、その前兆や予兆となることを多少でも知っておくべきだと考えます。

 

まずは、うつ病のセルフチェックを

うつ病 セルフチェック
ちょっとここで、心が辛いなと感じる人、心が苦しいと感じる人向けに、「私ってうつ病なのかな?」という、うつ病の判断基準を、以前の記事でも触れましたが、もう少し具体的に書いていきます。

これまでの記事を読んで、自分はひょっとしたら軽いうつ病なんじゃないかな?と思った方は、ぜひセルフチェックしてみてください。もちろん自己評価でうつ病だったとわかっても、落ち込む必要は全くありません。

早く気付けば、それだ心のダメージも軽くなり、心のコントロールを取り戻す作業も楽になります。ぜひセルフチェックをしてみてください。

それではまず、うつ病を自分で見抜くセルフチェックポイントをあげますので、自分自身を振り返りながら、次のような心の状態かどうかを、チェックしてみましょう。

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うつ病の見分け方1 心の疲れがいつまでも抜けない

仕事や家庭生活、学校生活など、疲れることはたくさんあります。でも、普通はどんなに忙しくても、一晩ぐっすり寝てしまえば、次の日には大体疲れが抜けるものです。多少の疲れが残っていたとしても、熟睡できれば、ある程度スッキリはするはずです。

ですが、「うつ病」の疲れは普通の疲れと少々異なります。それは、疲れがいつまでも心のなかに残り、それが抜けないことです。これが「うつ病」を発見する最初のチェックポイントです。

 

心の疲れが溜まっているのか見分けるポイント

では、心の疲れがいつまでも続いてしまうというのは、どういう状態を指すのでしょうか。 例えば、体の疲れは、「風呂に入ってぐっすり寝たい」「温泉に入ってゆっくりしたい」「美味しいもの食べて元気になりたい」「ギンギンに冷えたビールを一気に飲みたい」など生理的な欲求として表れます。

ですが、心の疲れは「○○をしたい」という生理的な欲求ではなく、「もういやだ」「逃げ出したい」「何もしたくない」といったような、後ろ向きな感覚で表れます。つまり、心のなかにある嫌なものを拒否、否定するとか、嫌なものから逃避したいといった感覚です。

心の疲れが酷くなると、「疲れを取るために何かをする」といった生理的欲求すら生じなくなります。「なにかをしたい」というような欲求さえ浮かんでこないのが、「うつ病」の前兆となる特有の「心の疲れ」なのです。

例えば、つい独り言で「もういやだ」「どこかに逃げてしまいたい」とつぶやいてしまうこともあるかもしれませんが、そんな感覚を覚えたら、あなたの心の疲れはかなり溜まっている証拠です。

このような感覚が、あなた自身にあるのか、まずはチェックしてみましょう。大丈夫です、焦る必要なんか全くありません。自分を知るところからゆっくりはじめましょう。

 

うつ病の見分け方2 不安が長続きしてしまう

こちらも、自分で感覚的にわかります。

不安の原因となることやものは、人それぞれかもしれませんが、不安がいつまでも心のなかに溜まっていってしまうと、嫌なことや悪いことばかりをどうしても想像してしまいます。

良い思い出や、楽しいことなどを思い出そうとしても、どうしても考えられず、常に嫌なことや悪い想像ばかりが頭のなかを占めるようになります。

そして、更にストレスが溜まっていくと、本当に何を考えても悪い方へ悪い方へと解釈して考えてしまい、明るいことや希望、夢といったものは全く考えられなくなってしまうのです。

何を考えても嫌なことばかりが頭のなかに浮かぶわけですから、常に不安で心がいっぱいになってしまいます。心の中の明るさが失われ、何を考えても重く暗い思いでうめつくされると、当然表情にもそれが表れます。

もちろん人によって多少の感覚の違いはあるかもしれませんが、よく聞くのが、暗い雲で心の中の隅々が覆われていて、希望の明るい日差しが全く差し込まないような世界が、心のなかに広がっている感覚だそうです。

 

不安が心の奥深くに根付いてしまっている

そんな常に不安を感じているような自分に対して、「嫌だ、嫌だ」と独りでつぶやくような自分を感じたら、不安が心のなかに深く根付いてしまっていると自覚してください。

長期間、ストレスが更に蓄積していくと、とりとめのないような「不安」がいつも頭の中に浮かんでくるようになります。頭の中で、「不安」「不安」「不安」という言葉を誰かがつぶやく声が聴こえるといった人もいます。自分に関係のないことでも、自分が悪いことをしたんじゃないかと考えてしまったり、人の話している言葉が、自分のことを話しているんじゃないかと気になってしょうがないなど、様々な不安に襲われます。

とにかく、少しでも明るいことや楽しいことを考えようとしても、すぐに「不安」のという名の黒雲がもくもくと心のなかを覆いつくしてしまうという感覚です。

常に、心の中を「不安」が占める、心の中にいつも「不安」の二文字がある、そんな感覚を少しでも覚えたら、迷わず医師の診断を受けたほうがいいです。

 

うつ病の見分け方3 何をしていても頭の中から問題が離れない

心が揺さぶられるということは、それを引き起こす原因となる、何かの問題が心のなかにあるからこそ、人はうつ病になり始めます。

そうなった場合、その人はその問題をなんとか解決しようとして一生懸命に悩み考えるのですが、その結果、どうしてもうまくいかなかったり、どうやっても問題が解決出来ないという結論しか頭の中に出てこないと、心のなかに絶望という暗雲が立ちこめます。

そんな状態になってもなお、なんとか問題を解決しようとして一生懸命に取り組みすぎてしまうから、当然頭の中はその問題でいっぱいになります。

そんな心の状態の人は、客観的に見ると、周囲の人からはどのように見えるのでしょうか。

 

こんな風に見える方は要注意

  • 家族や友人が話しかけても、上の空で生返事
  • 食事中でもなんでも、とにかくボーッとしている
  • 下を向いてブツブツ言うようになる
このような症状が表れます。

もしあなたがこのような状態を自覚したら、すぐにでも診断を受けたほうがいいです。心が直面する問題に心を蝕まれ、自分自身で心をコントロールできなくなってきている前兆です。

当然、そんな心の状態では、何かをしたいといった日常的な生理的欲求も徐々になくなってきます。美味しいものを食べたり、ゆっくりとお風呂に浸かったり、くつろいで晩酌を味わったりしたいといった欲求もなくなり、更には夜の営みに対する欲求もなくなってくるでしょう。

心配した家族や恋人が、あなたのためにごちそうを作ってくれても、それを美味しいとすら感じ取れなくなるかもしれません。

例えば、本を読むのが好きな人、テレビや新聞を見るのが好きな人も、その好きなことをやろうとさえ思えなくなるくらい、心が問題に占有されていくのです。

心を覆いつくす問題に心を囚われていますから、愛する家族や恋人、友人が目の前にいて話しかけてきても、心は集中できません。当然笑顔で返す余裕などありません。

問題が心のなかに深く住みつき、心のすべてが問題にとらわれてしまい、コントロールが効かなくなってくる、、、、

このような状態は明らかに危険信号です。黄色信号ではありません、すぐに医者に行ったほうが良い状態だということを自覚しておいてください。

 

うつ病の見分け方4 自分自身を責める

無意識のうちに、自分の心を責めはじめると、ストレスが心に溜まってきているサインです。

心の中にある問題をなんとか解決しようと、考えて考え続けて懸命になっても、その問題が解決しなければ、今度はその問題を解決出来ない「力のない自分」に対して悩みを抱え、心の問題がループしてしまうのです。

そのような点から、うつ病にかかりやすい人は、律儀で責任感が強いひとが多いです。

いい加減な人であれば、自分自身を強く責めることもないですからね。責任の責任の矛先を自分自身に向けてしまうという心の状態になると、その人はどんな状態になるのでしょうか。

 

「申し訳ない」とつぶやくのは危険な徴候!?

その人の頭の中が、問題でいっぱいになり、何も考えることが出来ない状態が続き、何をやっても「自分には出来ない」という答えしか出てこなくなった時、つい独り言で「だめだ・・・」とつぶやくようになります。
そして、徐々に自分を否定する独り言が増えてきます。

また、さらに進行すると「もうしわけない」といった問題を与えてきた人たちに対するお詫びの言葉や、「こんな自分ですまない」と、家族に対するお詫びの言葉をつぶやくようになります。

この「すまない」という言葉や、「もうしわけない」といった言葉をボソボソというようになった場合は、心が非常に危ない状態です。

もし、そのような状態であると少しでも感じるのであれば、すぐにでも、専門の医者に相談し、心を落ち着ける薬を処方してもらいましょう。

自分ではコントロール出来ない状態まで心を酷使したのですから、心を休めることを負い目に感じる必要はありません。誰だって無理をすればいい考えは浮かびませんし、少しずつうつ病を治療していくのですから、まずは疲れた心を休ませてあげましょう。

ちょっと休めば少しくらい余裕が出てくるはずですし、そうなってから、また頑張ればいいのです。まずは、ストレスが心に溜まってきたなと感じる前に、自分自身をいたわってあげてください。

 

うつ病の見分け方5 よく眠れなくなる

うつ病がひどくなってくると、安眠がなかなか得られなくなります。

心のなかの不安や問題が増えてくると、どうしても体が不安定になり、安らぎを得ることを良しとしくれなくなるからです。
もう少し詳しく話すと、「無くなることへの不安」や「落ち込み」「孤独感」といった感情が心のなかを覆い尽くすと、寝ていても悪い夢を見てしまうことが多くなってきます。

体はつかれていて休息を求めているのに、考えたくなくても次から次へと嫌なことばかり気になってしまい、頭の中は寝られない状態です。

自分で心のコントロールができなくなると、こういう悪夢をどうしても振り払うことが出来ず、うつ病の症状が更に悪化していくのです。

安眠が出来ないというのは、心と体を非常に激しく消耗させます。誰だって疲れてくれば、自分自身をコントロールできなくなるものです。

こういった時は、医者に相談し、抗うつ薬を早めに服用すれば悪夢にうなされず、ゆっくりと眠ることが出来ます。

繰り返しますが、ぐっすり眠れないというのは、心と身体をひどく消耗させますので、辛いと感じたら、すぐに診断を受けましょう。

 

うつ病の見分け方6 体が動かず何もやる気が起きない

上記の文章で、眠れなくなるということに触れたように、うつ病で心が疲れてくると、体にもその影響があらわれ、普通だったら気にもしない行動がすごく面倒になったり、億劫になったりします。

これでの文章で、うつ病になりやすい人は、真面目な人、マメな人が多く、仕事や家庭、細かく上げると整理整頓など、全てきちんとやらないと気がすまない人が多いのですが、そんな人でも掃除すら億劫になります。普通だったらなんでもない行動が、辛くなったりするのも「うつ病」の症状です。

別の記事で、うつ病になると生理的な欲求がなくなってくると話しましたが、食欲や性欲といった基本的な欲求が無くなるわけですから、当然それ以外の動作は、さらに億劫になってくるのです。

「面倒」と言いましたが、どちらかと言うと、「何かをやろうとしても考えられない」「意欲すら浮かばない」といったほうが正しいです。

例えば、普段まめな人が何もする気がなくなって時や、特に体の不調がないのに、自分でわかるくらい意欲が起こらない時は、うつ病の兆候が出てきていると自覚したほうがいいです。

 

注意力が散漫になる

何もする意欲がなくなってくると、注意力が散漫になることがあります。何故かというと、様々なことが気になるということは、当然注意力が落ちます。

こうなってくると負の連鎖が始まり、不注意で仕事のミスに繋がると、ますます心の負担が増えてきます。
心の中が何も考えられなくなるくらい頭の中がいっぱいになっているということは、かなり危険な状態なので、すぐに専門医の診断を受けてください。

 

まとめ

上記で説明したことをまとめると、
  1. 心の疲れがいつまでも抜けない
  2. 不安が長続きしてしまう
  3. 何をしていても頭の中から問題が離れない
  4. 自分自身を責める
  5. よく眠れなくなる
  6. 体が動かず何もやる気が起きない
この6つの状態を、自分自身に照らし合わせ、3つ以上当てはまる場合は、体に異変が起きています。すぐに医療機関へ相談してみることをお勧めします。

ですが、病院にいきなり行くのはちょっとという場合は、相談窓口などもありますから、気軽にのぞいてみてください。きっと今の状態よりも、心が少し軽くなるはずです。くれぐれも頑張りすぎないでくださいね。

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