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メイラックスの副作用で長期に服用した時の3つの対処法

   

メイラックスは副作用が少なく持続時間も長い素晴らしいお薬です。しかし、薬には副作用がつきものですし、長期服用もある程度のリスクが伴います。

うまく薬と付き合うためにも正しい知識を得ましょう。


メイラックスとは

メイラックスとは

メイラックスはベンゾジアゼピン系に分類される抗不安薬の一つです。薬の血中濃度の持続性も、他の抗不安薬と比べて約122時間ととてつもなく長いです。

また、マイルドに効くタイプのお薬ですので、副作用もそれほどキツく出ないという特徴を持っています。

慢性的に緊張や興奮・不安を訴える患者さんに処方されることが多いお薬です。

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メイラックスの長期服用の副作用・注意点

メイラックス服用の注意点

メイラックスは穏やかなお薬ですので、急激な体調の変化は少ないですが、ベンゾジアゼピン系の薬特有の副作用が存在します。


依存性

メイラックスを飲まないと、不安になる・ドキドキする・ソワソワする・飲まずにはいられないといった依存症状が出る場合があります。

いざ、投薬を中止しようとすると依存症状で苦しむ方も少なくありません。

この問題はベンゾジアゼピン系の薬物の長期服用に、必ず付いてくるものです。


耐性の形成

1錠で効果が薄れてきて、2錠3錠と投薬量が増えていくことを「耐性がつく」と言います。どんどん量を増やさないと効果が出にくくなってきます。

メイラックスに限らずベンゾジアゼピン系のお薬によく見られる現象です。

長期に渡って服用する際は、処方を必ず守るといった対策が必要になってきます。


認知症の原因

メイラックスを高齢の方に投与すると認知症が誘発されるといった臨床結果が報告されています。

若年層の方は気にする必要はないと思いますが、中年層から高齢層の方が服用する場合は、主治医にリスクの説明を受ける方がよいと言えます。


眠気・倦怠感

メイラックスは作用が長いと先述しましたが、違った目線で捉えると「身体に薬剤が残りっぱなしの状態が続く」とも言えます。

ですので、日中の眠気や倦怠感が生じる可能性があります。

もし、耐え難い眠気や倦怠感、また脱力感が続くようであれば主治医に相談しましょう。

ただ、薬に慣れると副作用も軽減される可能性もあるので、2~3週間様子を見てみて続行か中止かを判断するのも一つの方法です。


健忘(物忘れが激しい)

メイラックスは作用が長く身体に薬効が残りやすいため、慣れない間は日中フワフワとした感じが出てしまいがちです。

そのせいで、物忘れや健忘を引き起こしやすいと言われています。

また、患者さんによっては外界と自分の間にベールみたいなものがあるように感じるといった離脱感を感じる方もいます。

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メイラックスの副作用をなるべく出さないためには

メイラックス服用を特に気をつけるべき人

アルコールとの併用はダメ

薬とお酒の組み合わせは禁忌ですが、その中でも抗不安薬とアルコールを一緒に飲むということは危険極まりないです。

ふらついて転んで骨折した、どうやって帰ってきたのか分からないが家のベッドでいつの間にか寝ていた、といった恐ろしい現象が起こりがちです。

また、薬への耐性がすぐ付いてしまうので、アルコールを摂取する機会がある場合は主治医に相談しましょう。


過剰摂取は厳禁

「イライラが止まらないから」「なかなか効いてこないから」という理由で処方以上の抗不安薬を服用する方もいます。

メイラックスに関しては作用期間が長いので、薬を飲み過ぎてしまうと、気だるさが何日にも渡って続くといった副作用が強く出てしまいます。


頻繁に使うことを避ける

メイラックスを始めとする抗不安薬は一時的な利用を推奨しています。なぜかというと、依存性や耐性をなるべく避け、長期に渡っても効果を持続させるためです。

さじ加減が難しいところではありますが、「必要でないときは飲まない」といった患者さん自身の心構えも必要になってくると言えます。


高所での作業や車の運転には気を付けて!

メイラックスは薬効が長い分、日中の眠気を感じる方が多いです。

仕事上で車の運転を長時間する方や、高所での作業、危険な作業に従事している方は特に気をつけましょう。

できればそのような方にはベンゾジアゼピン系の薬を飲まないことをお勧めします。

主治医に相談し、眠気などの副作用が少ないSSRIなどの薬を検討するといいでしょう。

 

メイラックスの長期服用の対処法・気をつけるべきこと

メイラックスの長期服用の対処法
ここでは、メイラックスを服用するときに注意すべき点をまとめました。

一番大きなポイント:効いているかどうか

あまり効果を感じないのであれば、メイラックスよりも作用が強い薬もありますので、主治医と相談し服薬する薬を決めましょう。

「素人が押し付けがましいと思われないだろうか」と不安にならなくて大丈夫ですよ。精神科医は人の悩みを聞き助けるのが仕事なのですから。


二つ目の大きなポイント:副作用に耐えられるかどうか

作用が長い分ボーッとして仕事や勉学に支障が出るかもしれません。

そのような場合は短期型で作用の大きさ的にも変わらない薬はたくさんあるのでいくつか試してみるといいです。


三つ目のポイント:必要なときにしか飲まないこと

常用していると耐性もつきやすく、薬の増え方も青天井で果てしなく増えていきます。

パニック状態や不安に押しつぶされそうなときは、服用をためらわなくてもいいですが、「なんとなく飲む」という服用方法はやめましょう。

 

まとめ

メイラックスは日常生活の不安やドキドキを予防する役割もあるので、便利な薬だと言えますが、服用の際は「必要なときに指示されている分だけ飲む」ということが大切になってきます。

メイラックスにこだわらずとも、いい薬はいっぱいありますので「合わないな」と思ったら思い切って主治医に打診してみるのもいいと思います。

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