うつ病の症状を克服「うつ病治療ラボ」

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うつ病で転職を繰り返すのを辞める方法

   

うつ病が原因で転職を経験した人、そしてそれが何度も繰り返してしまう。この現象はたくさんの人が経験しています。

そういう私も、これまで何度転職を繰り返してきたかわかりません。最初に就職してから5年でうつ病を発症し、途中アルバイトを経験したり、治ったと思ってまた就職をしたり。

ひどい時には2週間で退職した会社もありました。仕事が続かない、あるいは続けられない状態になるなんてことが繰り返し起こってしまうと、もう自分は将来がないのではないか、なんて考えてしまい、さらにうつ病を悪化させることになってしまうんですね。

そんなことを繰り返していく中で、いくつか気付いたことがあります。まず、うつ病で転職を繰り返してしまう理由として「焦り」「完治していない」「うつ病になった原因がわかっていない」

このような状態で就職をすると、うつ病が繰り返し発症し転職を繰り返してしまうことになるのです。この悪循環を止めるためには「しっかり治す」ことと「原因を理解する」ことが重要ではないでしょうか。

焦り

焦り
まずは「焦り」です。

休養のために退職した後しばらくは、心を落ち着ける期間が確保できたことで、気持ちもリラックスできると思います。これでしばらく休んで、うつ病を治すぞ!と意気込んでしまうものです。しかし、無職の状態が長く続くと段々と「焦り」が出てきてしまいますよね。

自分だけ仕事をしていない、社会への負い目や、お金の心配も出てくるでしょう。

私が最初、うつ病で退職をした時、3週間過ぎたあたりから、無職の自分を実感してとても焦ったのを覚えています。これは、世の中の人が働いている時に自分はのんびり休んでいる、貯金や傷病手当などのお金で生活をしていても、いつまでもこんな状態が続いたら生きて行けない、など。

そんなことを考え始めたらどんどん「焦り」を感じてしまい、気付けばネットで職探しをしていたり、最初はアルバイトから!なんてアルバイト情報誌を見てしまったりと、自分の「焦り」を、就職活動をすることでごまかそうとします

まだ完治したわけではないのに気付かないのです。そして、休まなければいけない現状よりも「焦り」が勝ってしまい、リハビリから始めよう!と意気込んで、アルバイトを始めてしまったり、それが少し続けばもう大丈夫だと、就職をしてしまったりします。

他の環境に行けば新たな気持ちで頑張れる(頑張らなければいけない)と信じてしまうのですよね。しかし、この「焦り」に負けることはとても危険なことで、このパターンは確実に転職を繰り返す負のスパイラルに陥ります。私が経験済みです。

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完治していない

完治していない
うつ病というのは、目に見える怪我のように治ったかどうかを判断することが難しく、自己判断や医師の言葉に左右されます。

実際、うつ病が治った!という話も聞きますが、どういう基準で治ったと言っているのか、私にはいまだわかりません。

事実、私は長い年月をかけて、向精神薬を飲まなくても気分が落ちることが少なくなった時点で、再就職をしました。しかし、1か月を過ぎるころ、気付けばまた同じ状態に戻っていて、向精神薬を飲んでいたのです。出社するのがきつくなり、朝になると吐き気や頭痛が始まりました。正直「またか・・・」と落ち込んだことを覚えています。

しかし、せっかく入れた会社をそう簡単に辞めることはできないし、無職だったころの焦りなども思い出すと怖くなり、無理やり仕事を続けていました。気付けば昔と同じ量の向精神薬を飲んでいました。これは、うつ病が完治しないまま就職をしてしまい、うつ病が再発、あるいは悪化した証拠でした。そしてまた、退職することになってしまったのです。

うつ病は、治ってきたかな?と思う頃が一番危険だということは、最近様々なメディアでも見聞きする情報です。完治していない状態で新しいことを始めたり、環境を変えたり、大きな決断をすることは非常に危険なのです。再発ではなく、悪化してまたツライ日々に逆戻りです。

 

原因がわかっていない

原因は?
「焦り」や「完治していない」状態で無理やり就職してまた辞める。これを繰り返してしまうのは、うつ病になった原因をちゃんと理解しておらず、焦りや不安から、うつ病が治った思い込む、あるいは思い込ませることに原因があるのではないでしょうか。

社会への後ろめたさが、心や身体がどんな状態であれ、とりあえず仕事をしている自分を作り上げることで安心しようとしてしまうのです。

まずはしっかりと、なぜうつ病になったかという原因を探ることが大切です。「過度なストレス」という言葉で片づけられがちですが、なぜそのストレスがかかってしまったのか。その原因がわからなければ、仕事をし社会貢献している自分を作り上げたとしても、破綻します。

原因となったのは何なのか、それを見極め、同じことを繰り返さないように、同じ心境にならないようにすることが重要なのです。

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転職を繰り返さないために

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転職を繰り返す原因はなんでしょうか。

それはおそらく「過度なストレス」がかかった原因が行く先々の転職先にあるからです。

それは、会社内の雰囲気であったり、満員電車などの通勤であったり、決められた拘束時間であったり。あるいは、大人数の組織に属すること自体にストレスを感じているのかもしれません。

密閉されたオフィスで知らず知らずのうちにストレスをため込んでしまうのかもしれませんし、そもそも人と話すことが苦手でストレスを抱え込んでしまうのかもしれません。

実はこれ、しっかりと自分と向き合い原因を探らないと、自分でも気付かないところが過剰なストレスの原因になっていることが多いのです。

私の場合は、拘束時間でした。時間を他人から決められること、その決められた時間拘束されること。早く拘束時間が終われと、ずっと時計を見てしまうのです。だから、会社で仕事をやるよりも、実際、家で資料を作った方がはるかに効率がよかったりします。

とにかく、他人に時間拘束されるのが耐えられないのです。これはもしかしたら社会適応障害という病名を付けられるかもしれません。しかし、うつ病になった原因はおそらく時間拘束に耐えられなくなったことが原因なのです。

こういった原因がわかると、同じ事を繰り返さないために、同じ原因を生む職に就かなければよいことがわかります。私の場合は時間を拘束されるような仕事を避ければよいのです。

事実、現在は個人でお仕事をもらってお金を得ています。働く時間を決めるのは自分。誰からも時間拘束をされません。もちろん締め切りなどは存在しますが、その締め切りまでならば、毎日数時間決めた時間に働こうと、締め切りギリギリに徹夜でやろうと、結果を出せば問題がないのです。

ですので、自分がうつ病になった原因を明らかにし理解すること、これが転職を繰り返さないための最初の一歩ではないでしょうか。

 

まとめ

自分に合ったスタイル
人にはそれぞれ苦手なものがあります。

もちろん普通に会社勤めをしていることが苦にならない人もいるでしょう。であれば、それが苦になる人もいて当然なのです。

それらは過剰なストレスとして自分にのしかかり、それでも周りと同じようにできないことで自分を責めて、うつ病が完治していないのに焦って就職をして退職をして、転職を繰り返してしまいます。解決方法は原因によって対処できます。

例えば、体育会系のノリが嫌いなのに、体育会系全開の会社に入ったら、それは過剰なストレスを溜めてしまうのも無理ないことです。大人数での行動が嫌いなのに、大人数の組織の中で仕事をするなんて、うつ病になりに行っているようなものです。

世間はそれでもみんな我慢して働いているのだから、というかもしれません。しかし、我慢の度合いはその人にしかわかりません。ならば、我慢をしなくていい場所をみつければいいのです。できる限り少人数の会社に勤めるとか、会社行事の少ない会社を探すとか。

こういった自分に合った場所を探すために、まずはうつ病になった原因、過剰なストレスをため込む原因を探ってみてください。自分に合ったスタイルで仕事することが、転職を繰り返さないための方法ではないでしょうか。

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