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レキサルティの評判や副作用は?エビリファイとの違いは?

      2017/09/01

精神医療では新薬及びジェネリック薬は目まぐるしいスピードで開発されています。ここでは最近処方薬として登場した「レキサルティ」についてまとめてみました。

レキサルティとは

レキサルティとは
うつ病や統合失調症へのアプローチを目的とした処方薬になります。

妄想や幻覚を伴ったうつ病、及び統合失調症への処方薬としては「リスパダール」や「ジプレキサ」などが挙げられますが、脳内の伝達物質の正常化を目指すという点においては既存の薬と同じ目的だと言えるでしょう。

日本では2017年1月に大塚製薬がブレクスピプラゾール(レキサルティ)として販売の申請をしています。

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レキサルティの特徴

統合失調症の症状、特に陽性症状は脳内の伝達物質の過剰分泌が大きな要因と考えられています。

「ドーパミンが出すぎるといった事象が、妄想や幻覚を引き起こす」というのが、現在の精神医学界の見解です。

そこで、脳内にあるドーパミン受容体を阻害し、作用を抑える薬が登場したのですが、抑えすぎてしまうことで、脳内のドーパミン作用が弱くなり、手が震えたり動きが遅くなる「パーキンソン症候群」の発症を引き起こしてしまいます。

そこで開発された新薬レキサルティは脳内の伝達物質の受容体を阻害するのではなく、40%だけ活性化させるなど調節する作用があります。

その結果、副作用を軽減させることにつながりました。これがレキサルティの特徴です。

レキサルティの評判

陽性症状、特に妄想・幻覚には効果があり、症状が和らいだという臨床結果が多いです。

さらに、統合失調症の陰性症状(抑うつ状態・意欲減退)にも一定の効果が現れているという意見もあります。

統合失調症の急性期は幻覚や妄想に悩む本人の声や、どのように接すればいいのか分からない周囲の方の声も聞かれますので、

まずはレキサルティなどの強めの向精神薬を服用するというステップを踏むことが治療の第一段階と言えるでしょう。

 

レキサルティの副作用

レキサルティにおいては、臨床試験の結果、非常に副作用の少ない長期服用に向いた向精神薬という評価が得られています。
また、手足が震えたり筋肉が硬直するといったパーキンソン症候群などの副作用も出にくい薬でもあります。

しかしながら、処方薬には副作用は絶対存在します。

レキサルティにおいて、主に言われるのが「不眠と過眠」です。

人によっては眠れなくなるという副作用が出る場合があります。また逆に寝すぎてしまうといった副作用も見られる事がわかりました。

個人の体質によって副作用がどう出るかは分かりませんが、服用して数カ月間は自身の体調の変化について注意深く観察する必要があると言えるでしょう。

高所での作業をする方や、長距離の運転を必要とする方は特に注意して服用しましょう。

 

もしも副作用が出た場合

主治医への報告も必要ですが、特に向精神薬の場合、自分の体が薬に慣れるまで時間がかかることが多いです。

ですので、2〜3週間は様子を見ながら服用を続けることも大事な要素だと言えるでしょう。

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レキサルティとエビリファイの違い

レキサルティとエビリファイの違い
ここではレキサルティの注目すべき作用と副作用について説明します。

レキサルティとエビリファイの作用の違い

レキサルティは比較的鎮静作用も強く、急性的な症状に的確に作用します。

幻覚や妄想によって他傷や自傷の可能性が見受けられる場合にも処方される確率も高くなります。

一方エビリファイについては、作用は穏やかですので軽度の症状に向いていると言えるでしょう。

 

レキサルティとエビリファイの副作用の違い

みなさん頭痛薬を飲んだことがあると思いますが、よく効くかわりに胃の不快感を覚えた方も多いはず。

それと同じく向精神薬にも副作用は存在します。エビリファイはレキサルティよりも古い薬なので副作用も若干目立つといった特徴があります。

エビリファイについては手足がムズムズする「アカシジア」という副作用が出る場合がありますし、レキサルティにおいてもエビリファイ程ではないにせよ、手足の不快感を覚える患者さんもいらっしゃいます。

アカシジアは手足が震える、またムズムズするといった単純な副作用ですが、患者さん本人にとってはかなり不快感も高いですし、大きな問題の一つだと言えます。

向精神薬を服用するにあたって、手足のムズムズ感は必ず付いてくる副作用なので副作用の症状が現れたら医師に相談しましょう。

ただ、筋肉が硬直して動かないという急性的で重大な副作用が現れた場合、坑パーキンソン病薬などによる応急処置が必要ですので、重篤な副作用には注意した方がいいでしょう。

また、急激な体重の変化、特に肥満に悩む方も多くいらっしゃいます。日頃からカロリーコントロールをしたり、精神状態の調子がよくなれば適度な運動をすることも大切になってきます。

 

レキサルティの応用性について

レキサルティは統合失調症だけではなく、躁鬱病を除く「大うつ病」に効果があるとされています。つまり気分がずっと沈みっぱなしのうつ病に効果的ということですね。

幅広い症状に応用できるのがレキサルティの強みと言っていいでしょう。

 

統合失調症においては期待の新薬

統合失調症においては期待の新薬
ドーパミンの分泌を調整してくれて、陽性症状とともに陰性症状にもアプローチしてくれるレキサルティは、副作用の少なさからしても注目すべき薬と言えます。

ただ、薬にはどうしても個人の向き不向きはありますので、主治医とよく話し合い思考錯誤して長期服用に臨みましょう。

従来の統合失調症の薬からしてみれば、だいぶデメリットが改善された薬だと言えるので、服用する薬の候補として考えてみてもいいのではないかと思います。

 

まとめ

日々、精神医療における新薬は開発されていますが、主治医が新薬のメリットやデメリットを分かっていないと、自分に適切な薬を見つけるのも難しいと思います。

気になる情報があったり、「これは自分に向いているのではないか」といった薬があるなら、遠慮なく主治医に言ってみるのも一つだと言えますね。

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