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介護職のストレスで「うつ」が深刻…労災認定のチャンス!?

   

仕事のストレスが原因でうつ病などの神経疾患を患う人は、大きな社会問題として今も多くのメディアが取り上げています。しかし、実はいま、就職が急増している職種であり、うつの発症が急増し大変な問題となっている業種があります。

それは「介護職」です。

今回の記事ではそんな介護職に就く人たちのうつ病の実態や、労災認定の最新動向を紹介します。

介護職のうつが深刻な問題に

実は、労災を申請した介護職員の数が、2014年度までのここ5年間でなんと2倍以上増加し、認定を受けた人も3倍に膨れ上がったそうです。

その他にもうつ病の発症率が多い職種はありますが、これにより、様々な業種を抜きトップの数字となってしまいました。それだけ今、介護職の現場は、過酷な職場環境にあるということです。

高齢化社会が進むなか、個人的には非常に心配なニュースですし、早急な対策を国に講じてもらわないとといった感じです。

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厚生労働省の集計から現状を見る

実際に厚生労働省が出している情報を見ると、介護などを含む福祉関係労働者の精神疾患の労災申請は、2009年度は66人でしたが、2014年度には、様々な業種をぶち抜き140人にまで増えています。

全業種でもうつは増加傾向にあり、大体1.3倍くらいの増加率なのですが、介護職はそれをさらに上回る2.1倍でした。また、労災の認定も全業種の認定数の増加率を大きく上回りました。

おととしの2014年はいわゆる運送業が1位で、介護職は2位だったんですけどね。労災の認定は年度がずれる場合もあるので、この分だと2015年度の労災認定数はもっと増えると思います。

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なぜ、介護職のうつ急増の背景には何がある?

先程も軽く触れましたが、これははっきり言って、慢性的な人手不足と、それ以外も含めた職場環境の悪化が原因です。

一方で、安倍総理が一億総活躍プランの中で、人材確保や処遇の改善をあげていますが、合わせて心のケアも盛り込むことも大切だと私は感じます。なんせ、労災申請が5年で2倍ですからね、業界の悲惨な状況を浮き彫りにした数字ですよこれは。

 

うつ病に対する労災が認定されやすくなった!?

そうはいっても、うつ病に対する労災認定は難しいのが現状でもあります。うつ病などの精神疾患の労災は、仕事の負荷との因果関係などを厳しく判断します。

例えば、長時間の残業や、仕事の内容、仕事の量の大きな変化や、休日が殆ど無い連続勤務、それにセクハラやパワハラ等、ストレスの度合いを評価し、「強いストレスがある」と認められれば認定されます。

ですが、今回、厚生労働省が公表している介護職のうつの実態を見る限り、長時間残業や不規則な交代勤務が認定の理由になっていることは濃厚ですし、それに対する業界の労災認定の理解が高まっているのは事実です。

実際にうつ病の労災が認定されると、治療費はどのくらい補助してもらえるのか?正しい手続きをしないと、認定を受けるためにどのような部分がポイントになるのか?こちらのページで説明しています。

■プロが説明する【うつ病で労災認定を受ける方法やコツ】

 

まとめ

こうした数字を見ていると、うつ病で苦しむ人達が、労災など補助を受けることの理解がようやく少しずつですが広まりつつあります。ですが、しっかりとした予備知識もなしに取ることは中々難しい現状がありますので、参考にしていただければと思います。

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