うつ病の症状を克服「うつ病治療ラボ」

うつ病の症状を治療し、克服する為の情報サイトです。うつ病の専門家の意見も踏まえながら改善に向けた情報を提供していきます。

*

うつ病の原因と仕事

      2015/10/20

セロトニン、ノルアドレナリンの低下でうつに

ストレスとうつ病の発症が密接な関係を持っていることは以前からわかっていたことですが、1960年代以降からある脳の働きがうつ病の有力な要因となっていることがわかってきました。

 

それは、「脳内の神経伝達物質の働きの低下」です。

 

科学の進歩により、これまで「心の病気」とされてきたうつ病も、「中枢神経系の病気」ということがわかってきました。

 

人間の思考や感覚が脳のどの働きによるものかご存じですか?

 

それは、脳の神経伝達物質「ニューロン」の働きによるものです。

 

ニューロンは、網目のような神経ネットワークを形成し、シナプスといわれる連結部分を通じて情報のやり取りを行っています。

 

その情報交換の役割を担当しているのが、神経伝達物質と言われる化学物質です。

 

私たちは、この神経伝達物質を通した脳内の命令のやり取りで、思考や行動が行われています。

 

では、うつ病に関係する神経伝達物質はどのようなものがあるのでしょうか?

スポンサードリンク


 

うつ病に関係する神経伝達物質

それが以下の2つの物質が中心となっていると言われています。

・セロトニン

・ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)

 


セロトニン

例えば、覚醒や睡眠など、体のリズムなどに影響し、他の神経伝達物質の暴走を抑え、心の安定などにも深く関係している物質です。



これが不足することにより、うつ病を発症したり、キレやすくなったりするなど、精神の崩壊を招きます。

 


ノルアドレナリン

ストレスに反応する、「怒りのホルモン」とも呼ばれている。

 

「やる気」「不安」など、心の動きに深く関与している物質。


この2つの神経伝達物質が適度にある状態だと、通常の状態を維持できるのですが、これらが不足すると、深く落ち込んだり、いわゆる抑うつ状態になります。

スポンサードリンク


 

うつ病と仕事の関係

うつ病の原因について神経伝達物質の関係について触れてきましたが、何も原因は脳内だけにあるのではありません。

 

近年のうつ病の急激な増加は、現代人の忙しすぎる生活環境も大きな原因となっていると考えられています。

 

睡眠時間の短さは世界トップクラス

現在の日本は、夜になっても明かりが付いているのが当たり前で、24時間休むことなく社会が動いています。

 

ヨーロッパを始め、日本やアメリカなど、30の先進国が加盟している、経済協力開発機構(OECD)の調査では、先進国の中では日本と韓国が、他の国を大きく引き離し睡眠時間が短い国のトップに位置しています。


OECDがデータを比較した18ヶ国のうち、15歳以上の1日あたりの平均睡眠時間が最も長いのがフランスの530分で、9時間近くあるそうです。


 

その後に、アメリカが518分で、スペインが514分、ニュージーランドが513分と続いていきます。

 

気になる我が国、日本と、韓国ですが、、、、

 

 

最下位は韓国の469分、、、、ですが、日本との差は1分!470分です。

NHKが1960年から5年ごとに実施している国民生活時間調査によりますと、国民一人あたりの睡眠時間は、平日で7時間14分となっていて、OECDの調査より実際は更に短い数字が浮き彫りになっています。

 

しかも驚くのが、平日6時間台という短い睡眠時間を示したのが、ともに40代、50代の人々で、中でも特に短かったのが、40代の女性だそうです。

 

平均でなんと6時間28分という数字がでましたが、平均ということは、6時間を切る人も少なくない状況だということです。

 

 

多忙な仕事生活に追われるサラリーマン

繁忙期や、多忙な生活が続くと、ちょっと間があいた時に、うつ病を発症する場合があります。


うつ病になりやすい職業としては、医師や看護師、教員などが知られていますが、職種というよりは、その人のキャパシティを超えた過剰労働の慢性化が、うつ病を発症させる土壌となっているといえます。


スポンサードリンク


■一緒に読まれてる記事■


 

 - うつ病と症状