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うつ病の人との接し方

      2016/04/16

うつ病の治療には周りの支えが不可欠

うつ病になった人が治癒に向かうためには、自分一人の力だけではどうしても難しいです。確かに、恋人や家族に打ち明けるのは、大変勇気がいることですが、やはり周りの人たちの温かい支えが必要不可欠になります。何故かというと、うつ病の人は、

・自分の心が自分でコントロールできなくなっている。

・絶望や孤独といった感情に打ちひしがれている。

このような厳しい状態にあるのに、自分一人の力でそこから抜けだそうとすることは、非常に難しいことなのです。

もう一度言いますが、自分の心がどうなっているのかわからず、どうしようもない状態だからこそ、周りの人の支えがとても重要なのです。もし、あなたの大切な人がうつ病に苦しんでいたら、まずうつ病を理解し、温かい心で接してあげてください。

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うつ病の人を理解し支えるためには

うつ病の人を理解し支えるためには、具体的に何をすればいいのか?それには、まず第一にその人の心を理解し、少しだけその人の気持ちをわかってあげることが大切です。うつ病の人の気持ちがわかると、接し方が変わります。


・うつ病の人の苦しみがわかり、優しく接することが出来た。


・うつ病の人の心の動きがわかり、適切な接し方が出来た。

・イライラせず、じっくりと接することが出来た。

・うつ病が少し良くなった時、適切なアドバイスが出来た。

 

なぜ、うつを理解することが大切なのかというと、支えてあげるつもりが逆にうつ病の人の心を追い詰めてしまい、最悪のケースに至る場合もあるからです。そのような事態を避けるためにも、このブログで、うつ病に対し、少しでも理解を深めていただければと思います。

 

人は、どんなときにうつ病になるのか

では、どんな時に「うつ病」になりやすいのかを、以下の3つのケースで考えてみましょう。

1、仕事のケース

2、失恋のケース

3、学校でのいじめ、嫌がらせのケース

 

仕事のケース

仕事がものすごく忙しくなって、余裕が無くなるということは、少なからず誰にでもあることですが、それだけでは心のコントロールを失うまでにはなりません。

ものすごく忙しくて、早朝出勤や、午前様が続いても、この仕事が片付けばゆっくりできる、これが終われば評価が上がる、などなど確かな望みがあればなんとか耐えることができるものです。ですが、次のような状態だったらどうでしょう。

・この忙しさがいつまで続くのか、いつ終わるのか目処がまったく立たない。

・一生懸命にやっても、その努力が報われる保証がない。

・あまりの忙しさに、仕事のミスが増え、責任を深く感じている。

 

このような状態がいつまでも続くと、心が徐々にストレスに耐えられなくなり、次第に絶望を感じるようになっていきます。

周りの支えが少しでもある方はいいですが、打ち明けることが出来なかったりする人は、ひどい孤独を感じるようにもなっていきます。家計を担っている人なら、「家計を守らなければならない責任」が頭の中をよぎり、不安がさらに膨らんでいきます。

そして疲れが溜まってくると、「言えない自分」「改善できない自分」に対する情けなさまで感じ始め、「言えない自分」「できない自分」を自分で責めるようになるのです。

そして、危険なのは仕事が忙しくてミスが増えてきた時です。上司にミスを指摘されると「ミスを犯したのは私の責任だ」と、より自分自身を責め、心を追い詰めてしまいます。そして、限界に達し心が壊れ、自分でコントロールができなくなるのです。

もちろん、このような状態でも、忙しさを人の責任に転嫁できたり、開き直れる人は、うつ病にはなりにくいです。ですが、うつ病になりやすい人は、責任感が強く、繊細な神経を持っている人が多いので、自分の心の内へと負担を抱えてしまうのです。

「無理なら無理といえばいいじゃないか」と突き放さず、「なるほど、そういう悩みを抱えているのか」「誰にも悩みを言えないで苦労してるんだな」と、うつ病の人を理解し寄り添ってもらうことで、かなりの人達が救われるのです。

もしも、身近に仕事でうつ病に苦しむ人がいた場合は、このような接し方をすることで、相手の心の負担を大きく減らすことができるのです。

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失恋のケース

このケースはあなたが、若い女性の場合と想定してお話しします。あなたが素敵な恋愛をしていて、それが人生の全てになっているとします。でも、その幸せが失われた時、幸せの度合いが深かった人であればあるほど、心に大きな傷を負います。

「なんであんなことを言ってしまったんだろう。」「もっと大切にしてあげればよかった。」などと、次第に自分を責めてしまい、心を追い詰めてしまいます。

そこで、「別にあんな男どうでもいい。」「次よ次々」「あいつが悪い」などと割り切れる人は大丈夫です。ですが、幸せな思い出がいつまでの心に残っている人は、独りになった途端、心にポッカリと大きな穴が空き、喪失感や、「もう二度とあんな幸せは見つけられない」と、絶望感に襲われます。

こんな時、独りでいるのは危険です。一人で考えれば考える程、孤独が身にしみ、その思いからどうしても抜けきれなくなります。

この時に気をつけなければいけないのは、「男なんていくらでもいるじゃない」ですとか、「早く諦めちゃいなよ」と突き放すような言葉をかけることです。

励ましているつもりかもしれないですが、その時はいくら言われても、その人の心のなかに深くある絶望と喪失感はなかなか抜けません。そのような言葉で思いを吹っ切ることが出来ないから「うつ病」になるのです。

このようなことを言われれば言われるほど、「私の気持ちをわかってくれる人はいない」と、孤独感に苛まれてしまいます。もちろん、うつ病の人のことを、100%すべて理解することが出来ないのは当然です。でも、ほんの少しの理解があれば、更に絶望させたり、孤独の淵に追い込むようなこともないのです。

 

学校でのいじめ、嫌がらせのケース

自分が学校に通っていた子供の頃を思い出していただきたいのですが、どんな場合に傷ついたり、心を痛めたりしますでしょうか?そこがわかってくると、あなたのお子さんや、身の回りで誰にも悩みを打ち明けられず、苦しんでいる多くの人達を救うことができると思います。

まず、はじめにお伝えしておきます。ご存知かもしれませんが、今の学校は、大人たちの想像を超えるくらい荒んでいます。ちょっとでも人と違うだけで、それを理由に仲間はずれにしたり、いじめられてしまうのです。特に、うつ病になりやすい人は、繊細で正義感を持つ人も多いので、いじめの標的となるケースが多いです。

毎日学校に行って、なんの理由もなく、いじめや嫌がらせの標的となり、他の生徒のストレスのはけ口となる。これは非常に辛く苦しいことです。

更にそれを、親や教師に話せない時、また訴えてもわかってもらえない時、絶望と孤独がその子の心を深い闇へと落とします。陰湿ないじめが、終わりなく続き、そして、それを解決する方法がわからないというのであれば、心の負担は相当なものになります。まして、子供ですから、自分の心の状況をうまく説明出来ない子もいるのです。

「お前はそんな弱いやつなのか」と突き放してしまっては、その子はあなたに対して二度と心を開かなくなります。また、「いじめになんか負けるな」と激励しても、その言葉が更にその子を傷つけてしまうこともあるのです。

その子は、きっと自分なりに一生懸命頑張ったのです。そのことをしっかりと理解したうえで、忍耐強く向き合ってあげてください。

 

うつ病の接し方 禁止行動

うつ病になった人は、自分の心を自分でコントロール出来ない状態なので、ほとんど子供と同じ状態だと思って接してあげてください。子供ですから、わがままなことも言うかもしれません。身勝手なことや、情けないことばかり言っているように聞こえるかもしれません。

でも、それは、その人の精一杯の心の声なのです。その苦しさを打ち明けられるだけでも、孤独から開放され、絶望からも逃れられるのです。うつ病のすべてを理解し受け入れるのは、難しいかもしれません。ですが、


・「あなたとわたしは違う」「あなたが甘いんだ」と突き放さない


・「話してくれればいいじゃないか」「なぜ言ってくれない」

・「もっと頑張れ」と叱咤激励

これらの行為は絶対にしないようにしてください。

 

まとめ うつ病の人を支える3つのポイント

これまで、うつ病の人を支えるためにはということで、様々なことに触れてきましたが、一旦整理して、うつ病になった人を救う、周りの人の「支えるポイント」を3つにまとめてみました。

1、まず「うつ病」がどういう病気なのか、どのようにして発病するのかをしっておく。

2、早めに「うつ病」だということに気がついてあげる。

3、優しい心の支えが「うつ病」の特効薬。

 

この3つのポイントを抑えれば、うつ病になった人の心は楽になるはずです。

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