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うつ病の症状で初期に見られるもの

      2016/03/22

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うつ病の症状で初期にはどのような状態になるのか

最近は、若い人たちの普通の会話の中でもごく普通に「私うつっぽい」という話がかわされていたりします。彼ら、彼女らのいう「うつ」というのは、気分が落ち込んだり、なんとなくやる気がでない「抑うつ気分」と呼ばれるものです。この抑うつ気分は、おそらく誰もが経験した事のある状態だと思いますが、大抵は時間の経過や、一晩ぐっすり寝てしまえば、引きずることもなく解消されます。

しかし、抑うつ気分がいつまでも解消されないと、心と身体に様々な障害が現れます。これが、うつ病の初期症状です。

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うつ病の症状で初期の精神状態

まず、うつ病にかかると精神面ではどのような症状が表れるのか、いくつかあげてみました。
・気分が沈む

・意欲がわかない

・以前好きだったことにも興味が持てなくなる

・何をするのも億劫になる

・一つのことに集中できなくなる

・気が散って仕事や家事に集中できなくなる

・イライラしている

・口数が極端に減った

・なんでも自分のせいにしたりする

・悲観的な言葉を口にすることが多い

・話しかけているのにうわのそら

 

などといった症状が現れます。やっかいなのが、うつ病になりやすいという人は、几帳面で真面目、周囲に気を遣う人が多く、周りの人に悟られないようにするため、家族や友人でも、はじめは気づかないことも少なくありません。

 

うつ病の症状 初期の身体の状態

うつ病にかかると、精神的な面以外に、身体的にも変化が現れます。

 

・食欲がわかない

・体重が短期間で急に落ちる

・眠れない

・行動が遅い、または鈍い

・性欲がわかない(特に男性に多い)

 

おそらく、家族にとっては、本人にしかわからない精神的な症状よりも、身体的な症状のほうがわかりやすいので、発見が早いといえますが、他の病気と間違われることも多いため注意が必要です。このように、身体にうつ病の症状が現れるタイプを、うつ病の中にある「仮面うつ病」といいます。

 

 

仮面うつ病

食欲の低下や睡眠障害、性欲の低下、全身がだるいなど、精神症状よりも身体症状が強く現れるため、精神症状が出ているにもかかわらず、気づかれにくいタイプのうつ病。家族や友人が体の不調を訴え、内科を受診しても「異常なし」と言われた場合は、仮面うつ病である可能性が高く、すぐに精神科を受診させることをすすめます。

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うつ病の症状で初期に見られる具体的な行動

これまで、うつ病の精神的な症状と身体的な症状に触れてきましたが、今度は、実際にうつ病になった人たちの症状で初期に見られる行動を、より具体的にあげてみました。
・子供が自立したあと、妻の様子が変わり、急に口数が少なくなって無気力に。

・定年を迎えた夫が意気消沈し、物忘れも目立つようになった。

・料理が好きだった妻が、「味がわからない」「料理の発想がわかない」と、料理を作らなくなった。

・きれい好きだった妻が掃除をしなくなり、子供が散らかすとひどく怒鳴ったり、そのあとで泣きながらごめんねと抱きついたり、不安定な様子。

・介護を背負った母が、ため息ばかりつくようになった。

・新聞やテレビの内容が頭に入らなくなり、聞いてみても「よくわからない」と返すことが多くなった。

・眠れないと言い、夜中に目をさますことが多くなった。

・軽い家事をしても、「疲れた」を繰り返す。

・カップラーメンやうどんなど、炭水化物ばかりをたべている。

 

これらすべてが、うつ病の症状として初期に見られるケースです。ほとんどのケースで、元気がない、口数が少ない、ボソボソと小さな声でしゃべる、やる気がない、ぼんやりしている、物忘れがひどいなど、客観的に見てもわかる精神状態があらわれます。

また、午前中はなんとなくぼんやりとしてしまい、午後から少しずつ気持ちが軽くなる「日内変動」をたどる場合が多いです。

 

日内変動とは

すべてのうつ病に見られる症状というわけではありませんが、ケースとしては多いです。午前中はだいたい調子が悪いことが多く、気力がなくて起き上がれなくなったり、食欲が無かったり、外へ出ることが出来ないなどの症状が強くあらわれます。

このような症状は、午後の夕方から夜にかけて軽くなる傾向があることから、「日内変動」と呼ばれています。

 

その他のうつ病の症状(初期)

空の巣症候群

これは、子供が巣立ったあと、無気力になってしまった母親のケースを表す病名です。

家庭を守り、子供を育てることを目標としてきた母親が、子供が独立した途端、心の中に穴が空いたような感覚になり、主婦、母親としての役割を失った喪失感を味わいうつ病の症状に陥る状態、これを「空の巣症候群」といいます。

 

退職症候群

定年まで会社にすべてを捧げてきたサラリーマンが、退職後に何をしてよいかわからなくなり、うつ病の症状に陥ることを、「退職症候群」といいます。

 

アパシーシンドローム

大学に入ることを目標にし、必死になって勉強して受験競争を勝ち抜いた大学生や、入りたい企業に就職することだけを目標にしていた新社会人が、そこに入った途端、緊張の糸が解け、目標を見失い無気力に襲われ、うつ病になってしまうことをいいます。

 

まとめ

上記でうつ病の初期症状についてお話しましたが、うつ病にかかってしまった人は、つらい気持ちを家族や友人にも言い出せず、独りで悩んでいるケースが多いです。こうした兆候に気づいたら、なるべく早めに精神科を受診させることが、早期治癒への近道となります。

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