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メイラックスの効果と副作用 眠気と酒とホントの話

      2016/01/27

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ベンゾジアゼピン系という難しい言葉があります。そして、メイラックスというジェネリック薬があります。この2つに共通する点は1つ「抗不安薬」または、「精神安定剤」とよばれていることです。1989年に認可されたメイラックスという薬は、多くのうつ病患者の方々に処方されてきました。では、このメイラックスという薬には、はたしてどんな特徴があるのでしょうか。今回は、このメイラックスについて、お話していきたいと思います。

メイラックスとは?

メイラックスとは、そもそも「ベンゾジアゼピン系」という分類になる抗不安薬なのです。最大の特徴は、「効果の持続時間の長さ」であると公表されています。

おおよそ122時間、つまり最大5日間くらい作用する時間が続くのです。長くゆっくりと効果がでるため、メイラックスの副作用は一般的に多くないとされています。また、メイラックスは「副作用の強い抗不安薬」から断薬するために、この薬に切り替えるという使われ方が多いようです。それほど安全性の高い、抗不安薬であるということなのです。

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メイラックスの副作用とは?

メイラックスに副作用がないわけではありません。それは何かというと、「長期服用」と「大量摂取」の2点です。

メイラックスという薬の効果に体が慣れてしまうこと、これを「耐性」と呼び、またメイラックスを飲み続けなくてはならない状況にあることを「依存」と呼び、それぞれあわせて起こる体の変化を「依存形成」と呼びます。メイラックスの依存形成はこの「ベンゾジアゼピン系」の薬の中では少ない方ではあるようですが、依存形成におちいってしまう可能性も十分あるので、必ず医師と摂取量などの相談をして服用することをおすすめいたします。

 

気になる、ベンゾジアゼピン系の効果とは?

この難しい言葉は、主に以下の4つの効果を発揮する系統のお薬です。また、作用名の隣に「メイラックスであれば」と仮定して、どれほどの強さを発揮するのかを「☆」の数で表してみました。最大で「☆5個」と考えてみて下さい。

 

・抗不安作用:☆☆☆

 文字どおり「不安」を解消するのに力を貸してくれます。

 

・催眠作用:☆☆

 文字どおり「催眠」をかけられたかのように、眠くなります。

 

・抗けいれん作用:☆☆

 文字どおり「けいれん」を抑えてくれる作用を持っています。

 

・筋弛緩作用(きんしかんさよう):☆

 少し文字どおりではないような気がしますが、「緊張」をほぐし緩和してくれる作用です。

 

※個人差によっても大きく違いが出るので、「☆」は本当にただの目安として考えていただけたら幸いです。

また、これらの効果に関連した副作用が起こることがあります。具体的にいうと眠気やふらつきによって、転倒してしまうこともあるようです。個人差もさることながら、「大量摂取」による原因も多く含まれますので、「メイラックス」や「ベンゾジアゼピン系」の飲み方には、十分な注意が必要なのです。

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GABA(ギャバ)の働きを強める効果がある!

このメイラックスとベンゾジアゼピン系の薬は、もう1つ重要な働きを持っています。じつは、脳の活動を抑えてリラックスさせる効果があるのです。この効果を起こすために、脳内の神経伝達物質「GABA(ギャバ)」の働きを強めているということなのです。

この「GABA」が強まることにより、脳内の神経細胞の活動を抑え、リラックスする効果が生まれるのです。少し前にはやっていた「GABA入り」のチョコレートなども、この効果を狙ったものであるといえるでしょう。

 

そんなメイラックスを飲むのに向いている人は?

睡眠障害がある方や、一日ずっと強い不安感を感じる方に特におすすめのようです。睡眠障害の方のその原因も「不安感」からくることが多いと、統計的に出ています。

理由は、最初にいったように「最大で5日間くらい」の持続効果があることと、他の抗不安薬と比べると安全性が高いことです。少ない摂取量で、不安感が長い時間取り除かれることにより、眠りやすい状態を維持できるのです。

しかし、安全性の高いメイラックスでさえも、高齢者への服用はあまり良くないとされているようです。長い時間効果を持続させる薬は、高齢者に敬遠されます。その理由として、肝臓や腎臓の機能が低下していることがおもな原因とのことです。ただ、その少ない副作用からメイラックスを、高齢者に使用する医師も増えていることも事実なのです。

 

「薬」も「お酒」も飲み過ぎないこと

とにかく、ベンゾジアゼピン系のお薬には「依存」と「耐性」という言葉がつきまといます。これは、ある意味でアルコール、つまりお酒の特徴とよく似ています。薬もお酒も「大量摂取」することにより、個人差なんてことは飛び越して格段に「依存」して「耐性」をもってしまう「形成」を、自身のなかに作り出してしまうのです。

飲み続けることを意識せずに、ここぞという時に飲んでみようという気持ちを持つだけでいいのです。それだけで、この「依存」や「耐性」の連鎖を断ち切れるのではないでしょうか。医師の言葉を信じて、自分の意思に自信を持って、メイラックスという薬と向き合ってみて下さいね。

最後にもう一度、「GAGA(ギャガ)」ではなくて「GABA(ギャバ)」です。でも、個人的には映画でも観てリラックスすることを強くおススメいたします。

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 - 精神安定剤や治療薬