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過度のストレスに対する6つの対処法

      2016/04/16

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『日本国民、総ストレス社会』と呼ばれるほど、老若男女、なにかしらのストレスを感じながら生活をしています。今回は、過度のストレスによる精神的な症状や肉体的な症状を挙げ、それらの過度のストレスに対する対処法をご紹介します。

過度のストレスによる精神的な症状、肉体的な症状

まずは、過度のストレスに対する6つの対処法の前に、自分自身のストレス状態を把握するために、過度のストレスを受けている場合の精神的な症状と、肉体的な症状の例をあげておきます。

精神的な症状

・イライラする
・憎しみがわく
・落ち着かない
・悲しい
・虚しい
・何もやる気がしない
・何をしても、楽しくない
・好きだったものに、関心がなくなる
・自信がない
・自分は価値がない人間だと思う
・人の目が気になる、いつも見られている気がする
・悪口を言われていると感じる
・生きていることがつらい
・死にたい

肉体的な症状

・頭痛
・めまい、耳鳴り
・肩こり
・食欲不振
・吐き気、または吐いてしまう
・汗をかく
・口が渇く
・上半身は火照り、下半身は冷える
・目がかすむ
・視力低下
・高血圧
・動悸
・息切れ
・呼吸がしづらい
・胸のあたりが痛む
・眠れない
・すぐに目が覚めてしまう
・寝ても寝た気がしない
・朝、起きられない
・日中、眠くて眠くて仕方ない
・夢をよくみる
・怖い夢をみる、うなされる
・寝汗をかいている
・腹痛
・便秘または下痢
・腰痛
・生理痛
・冷え症

ストレスを受けることで、体内の各器官や臓器に影響を与えます。心当たりのある方は、放っておかず一度メディカルチェックを受けましょう。大きな病気が隠れていることがあるため、注意が必要です。

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過度のストレスに対する6つの対処法

逃避する

「逃げる」というとあまり好まれない表現ですが、時には逃げることも必要です。日本は海外と比べて働き者が多く、実直真面目な方が多いです。残業や時間外の勤務もいとわず、身を粉にして働くことが当たり前のような風潮があります。

ただ、いかがでしょう。
健康を犠牲にしてまで、やるべき仕事などあるのでしょうか。何事も行き過ぎるとバランスを崩します。『抱えている問題をクリアするには、時に遠回りをすることもある』ぐらいの認識が必要です。一見遠回りのようですが、これが意外と近道です。ストレスを強く感じてるときは、問題から一旦離れ、見ない、あるいは遠くから眺めてみてください。活路が見い出せることがあります。

好きなことをする

これもある意味では、逃避行動の一つです。時間が取れないという忙しい方は、10分でも5分でも構いません。
もっと言えば、これより短くても構いません。大切なのは、気持ちを切り替える、心を休ませて、考えを整理する時間にしてほしいのです。

あなたの好きなことはなんですか?好きなことというと、休日にたっぷり時間をかけられる趣味から、数分でできることもあります。先に、1分でできるストレス対処法を紹介しましょう。

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1分でできる!ストレス対処法


①深くゆっくりとした呼吸を意識し、1分間呼吸だけに集中し行う。


②できる方は上記の呼吸にくわえて、肩や腕の力を抜いてみてください。(無意識に力が入っているものです)


これだけで構いません。穏やかに呼吸をすることで、副交感神経を優位にし自律神経のバランスを整えます。体の力を抜くことで、筋肉の緊張を解き、血行を改善をします。

次に、“あなたの好きなこと”はあなたが一番よく知っていますね。『○○をすれば、リフレッシュできる』というものが、一つや二つ、あなたにもあるはずです。ぜひ、それを積極的にやってみてください。たっぷり心を休ませたあとは、また活動するように体はできていますし、その逆も起こります。安心して、好きなことに取り組んでください。

五感を刺激する

五感とは、触覚、味覚、嗅覚、聴覚、視覚の5つの感覚です。五感と情動(嬉しい、楽しいなどのいわゆる喜怒哀楽の感情)は密接に関わっており、五感への刺激が安定した精神環境をつくる手助けになります。

例えば、触覚は、愛する人を抱きしめる、我が子を抱きしめるという行為から、温もりを感じ、肌が触れ合うことで安心感が得られます。お互いの信頼や愛情を深めることで、自信につながり、前向きに取り組めるようになります。私は愛されている、私は○○を愛しているという感情が人間らしく慈しみをもった情動を育みます。これは、ペットからも同様の効果が得られ、『ペット療法』という動物と触れ合う精神療法が有名です。

食欲がなくても、美味しそうな料理の匂いを嗅ぐことで、食欲が湧くことがありますよね。大好きなアロマやコーヒーの香りに癒される方も多いのではないでしょうか。好きな香りが思い当たらない方は、線香、畳、緑茶の香りを試してみてください。日本人が古くから生活をともにしている香りに、安心感を得ることがあります。普段の生活から、心地いい香りを見つけてみましょう。

味覚は、言わずもがな、食事から得られます。甘いもの、辛いもの、味の濃いものなどたくさんの種類がありますが、普段からたくさんの種類の味を楽しむことをおすすめします。

塩や醤油、味噌との関わりが深い日本人は、塩辛いもの、味の濃いものを知らず知らずのうちに口にしています。塩分の過剰摂取にならないよう、たまには味の薄い料理にもチャレンジしてみましょう。くわえて、熱い料理を勢いよく流し込む方も要注意。味覚障害や食道炎、胃炎の原因になりますので、適度に冷まし、よく噛みましょう。食べ物を細かく消化しやすい形にしてから胃に送ることで、胃への負担を軽くします。

聴覚は、大好きな音楽を聴くことはもちろん、クラシックや緩やかなテンポのジャズやボサノバにもリラックス効果を得ることができます。最近ではオルゴールに編曲したものやカフェや森、海をイメージした楽曲CDも販売されているため、自分にあったリラックスメロディを探してみましょう。

人間は視覚から約90%の情報を得るといわれています。普段からよく使っている目を休ませ、労ってやらねばいけませんね。美しいものを見ることを、『目の保養』と言いますが、あなたに目の保養はありますか。絵画や建築物を愛でる方もいれば、俳優や歌手に熱を上げている方もいらっしゃるでしょう。あなたの目の保養を忘れず、定期的に目を喜ばせてあげてください。

泣く

『涙活(るいかつ)』という言葉が流行り、現在も関連書籍が出版されるほどの反響です。泣くという行為は、自分の中で込み上げてきた感情が、涙となり外へ流れていくことです。うっ積していたものを排出できるだけでなく、視覚的にそれを体感できることで、感情を整理しやすくします。嬉し涙や悲しい時の涙、怒りや悔しさのあまり涙が出るということもあります。

年を重ねるにつれて、涙を流すシーンが減っていませんか。涙を流すことは、決して恥ずかしいことではありません。小説や映画に感動したときは、素直に涙を流し、流れる涙を感じてみてください。その後のスッキリとした感覚は、味わった方にしか分かりません。

叫ぶ、歌う

カラオケでストレスを発散するという方も多いですね。普段よりも大きな声を出すことで、溜まった感情を発散できますし、楽曲によっては過激な歌詞が含まれたものもあります。激しいメロディや普段使わない口調、セリフを発することで非現実を簡単に体感できます。現実を窮屈に感じているのであれば、抜け出してみてはいかがでしょう。この程度なら、すぐに戻ってこられますし、許される範疇です。

悩みを打ち明ける

注意してほしいのが、話す相手は、あなたが格別の信頼を置いている方にお願いします。なぜなら、弱っているときというのは、判断能力が低下しており、視野も狭くなっています。弱みにつけ込まれ、犯罪に発展するということを避けねばなりません。

あなたの話に最後まで耳を傾けてくれたり、時には強く叱ってくれる人はいませんか。解決策が見つからなくても、話すだけで、感情や問題が整理され、話し終わる頃には心が晴れていることがあります。あなたの心が晴れたとき、同じように喜んでくれるような相手を選んでください。話せることから、一つ一つ話してみてください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。ストレスの症状と対処法についてお伝えしましたが、何もストレスを目の敵にする必要はありません。成長には痛みが伴うように、適度なストレスは個人や団体の発展に必要不可欠です。自律神経に交感神経と副交感神経があるように、対立する作用がバランスを取り合うことで平穏が生まれます。

大切なのはどちらか一方に傾いた時、早めにそれを察知し、バランスを取ろうと働きかけることです。ストレスを巨大で気難しい相手と思うより、あなたを一回り成長させるためのステップと思ってみてはいかがでしょうか。

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