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デパスがもたらす効果と知らないとコワイ副作用

   

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デパスは抗うつ薬・抗不安薬の一種で、脳の中で「情動」をつかさどる部分に作用し、緊張や不安を和らげます。デパスには様々な効果があります。ここではデパスの効能や副作用について見ていくことにしましょう。

デパスにはどんな効果が期待できるの?

デパスは、不安や興奮・緊張を和らげ、気持ちを落ち着かせる薬です。デパスは睡眠薬ではありませんが、緊張を和らげることでリラックスし、服用すると自然に眠気を感じるようになります。不安の強い人は、その不安から寝ようとしても眠れなかったり、眠れないことでさらに不安が募ったりするため、寝付きがよくない人に処方されるケースがみられます。

デパスはうつ病や不安神経症・適応障害・心身症・自律神経失調症など、様々な精神科領域の疾患で処方されています。また、筋肉をほぐす作用もあるため、整形外科等において、きつい肩こりや首のこり・緊張型頭痛・腰痛症などでも処方されることがあります。

他にも、ストレスや不安が原因で起こる胃潰瘍・十二指腸潰瘍・高血圧などの疾患にも効果を発揮し、女性の更年期障害に対しても有効であるといわれています。また、手術前日の緊張緩和のため、夜寝る前に服用するよう指示される場合が多くあります。

このように、デパスは各診療科において、様々な症状に幅広く使われています。服用してから効果が出るまで約15分と即効性があるため、不安が強かったり、寝付けなかったりするときに服用すると、すぐに効果をあらわします。

 
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デパスの副作用や服用するときの注意点は?

デパスは比較的安全性が高い薬といわれていますが、副作用の出現は人によって異なるので、注意が必要です。

デパスは緊張感を和らげることで自然に眠りに導く効果があるため、眠気やふらつき・脱力などを感じやすくなります。高齢者が服用する場合、ふらつき等から転倒する危険性が高まるので注意が必要です。デパスを服用したら、車の運転や危険な作業は避けるようにしましょう。

また、デパス服用中のアルコールには、注意が必要です。デパスもアルコールも中枢神経の働きを抑えるはたらきがあるため、一緒に服薬すると薬の作用が増強され、注意力の低下や眠気などが起きやすくなります。また、アルコールが薬の作用を増強させることにより、薬の効果を予測したり、確認したりすることができなくなってしまうため、デパス服用中は飲酒を避けることが望ましいでしょう。

急性狭隅角(きょうぐうかく)緑内障や重症筋無力症の人は、デパスの服用は禁忌です。他にも、デパスの作用を増強させるような薬との併用は避けることが望ましく、服用の際には必ず医師や薬剤師と相談しましょう。

 
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デパスには依存性がある?

デパスには、依存性があることが知られています。そのため、長期間服薬する際には注意が必要です。また、定期的に服用しているにも関わらず、自己判断で服用を急に止めると、イライラや強い不安感・混乱・興奮・幻覚などの症状が出現する場合があります。薬の増減や中止については、主治医と相談することが大切です。

ところで、薬には半減期があります。半減期とは、薬の血中濃度が半分になるまでにかかる時間のことをいい、その薬のおおまかな作用時間の目安として用いられます。

半減期が短い薬では、即効性がある代わりに、すぐに効果が消失してしまいます。効果を実感しやすい反面、すぐに効果が消えるため、服用を繰り返しがちです。一方、半減期の長い薬では、効果の出現は遅くても、薬が体から抜けるのはゆっくりです。効果が実感しにくい反面、依存性は低いといえます。

デパスの場合は半減期が比較的短いとされており、服用してから約3時間後がもっとも効果が高く、効果の持続時間は約6時間といわれています。

 

まとめ

デパスは手術前日に服用したり、不安の強い時にだけ服用したりするなど、頓服でもよく処方される薬です。依存性もあるといわれていますが、不安などの症状がつらく、医師によってこの薬の服用が必要だと判断されたときには、 主治医の指示に従って安全に服用するようにしましょう。

服用に際しては、決められた量を守り、くれぐれも自己判断で量を調節したり、急に服用を止めたりするのは控えましょう。

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