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朝起きられない…病気「うつ」の可能性をセルフチェック

      2016/04/16

「どうしても、朝起きられない。」「学校や会社に何度も遅刻する。」目覚めの悪さで、損をしていませんか?起きられないのには、原因があります。放っておかずに今すぐチェック!もしかしたら、それは「うつ」のサインかもしれませんよ?今回は、朝起きられないという症状にくわえて、症状からうつ病との可能性を紹介します。

起床障害って知っていますか?

朝起きられない経験って、誰しも一度や二度はありますよね。「夜更かし」「夜勤をしているから」なら生活習慣を変えることで解決しそうです。それとは違う、慢性的で本人の意思とは関係なく起きられない状態を「起床障害」といいます。起床障害とは、睡眠障害の一つで、文字通り朝起きられない病気です。

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起床障害の原因

神経伝達物質“セロトニン”が足りない

幸せホルモンとよばれるセロトニン。セロトニンは、交感神経を活発にさせるノルアドレナリンやドーパミンの働きを抑え、精神を安定させる働きがあります。これが不足することで、気持ちのバランスは崩れ、イライラが増えたり、突然キレたり、暴力的な行動が増え、うつ病を発症することがあります。

 

体内時計のズレ

昔から人は太陽とともに生活をしてきました。太陽が昇れば目を覚まし、畑に出て土を耕し、昼間汗を流して働いたあと、太陽が沈む前に家に帰り、食事を済ませれば早めに眠る。現代でこのような生活をおくるのはとても難しいですが、遺伝子はこの生活を記憶しており、何世紀経った今でも変わることなく、細胞は働いています。

朝になれば目覚め、夜になれば眠くなる一連の流れを概日リズム(体内時計)といいますが、これは間脳の松果体から分泌されるメラトニンによって行われています。メラトニンは夜間にたくさん分泌されるホルモンで、昼間体を動かしたり、日光にあたることで分泌が促進されます。そのため、夜更かしを何日も続けたり、夜間勤務を長期的にされている方はメラトニンの分泌が悪くなり、概日リズムが崩れやすく、朝起きられなくなります。

また、屋内で過ごすことが多い方、運動不足の方も要注意!昼休み、短い時間でも日光を浴びたり、散歩をすることがオススメです。適度な運動は気分転換にもなり、うまくストレスを発散することで、自律神経の働きもよくなります。

 

睡眠の質が悪い

しっかり寝たのに朝起きられない時は、睡眠の質に問題があるかもしれまあせん。睡眠時、私たちの筋肉は緩み、心拍数や血圧は低下し、本来身体活動は低下した状態です。ただし、普段からストレスを強く感じ、自律神経の乱れがあると、交感神経と副交感神経の切り換えがうまくできず、眠っていても交感神経が優位に働いているため、脳を休ませることができず、昼間頭がボーッとしたり、眠気を感じたり、記憶力が落ちたりします。


休日はのんびり過ごしたり、趣味に没頭するなど、溜まったストレスを定期的に発散することが大切です。


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「うつ病」の可能性を疑ってみる

うつ病とは精神疾患の一つで、気分、思考、意欲において著しい変調をしめす病気です。まずは、簡単にチェックしてみましょう。

 

・抑うつ気分がある
・興味や喜びがわかない
・焦ったり思考がとまる
・疲れやすかったり前より意欲が低下した
・自分は価値がない人間ではないのかと思ったり、罪の意識を感じる
・思考力や集中力の低下がある
・死にたいと思ったり、実際に死ぬために行動した(自殺未遂)
・食欲の異常や急激な体重の変動がある
・睡眠障害がある

 

これらの症状が5つ以上あり、2週間以上続くうえに、同時に存在する場合は、うつ病の可能性があります。心当たりのある方は、一度医師に相談してみましょう。

あれ?…と思われました?

そうなんです。うつ病の症状の一つに睡眠障害があるのです。睡眠障害は冒頭に紹介した起床障害の他にも、入眠障害(寝つきが悪い)、早期覚醒(寝てもすぐに目が覚め、再び眠れない)などたくさんの種類にわけられます。その中にある「過眠」という症状が、うつ病と関わっていると言われます。

一見、「眠れるのなら良いのではないか?」と思われるかもしれませんが、「眠り過ぎてしまう」から良くないのです。これは、「1日10時間以上の睡眠が3日以上続く」という特徴をもちます。「寝ても寝ても眠い」「日中、強い眠気を感じ、我慢できずに眠ってしまう」「突然倒れ、眠ってしまう」などの症状があります。仕事中に眠ってしまうと、本人も周囲もかなりのショックですし、運転中やなにかの作業中であれば命の危険にも晒されます。精神的なストレスは強く、日常生活にも支障をきたします。

自律神経の活動や概日リズムがうまく働くことで、寝入りと目覚めのタイミングをつくることができます。質の良い睡眠をとることで、うつ病になりにくい状態をつくるでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?眠れない、あるいは眠り過ぎてしまうなど睡眠の問題を解決することで、うつ病を防ぐことができます。心当たりのある方は、最終的な判断をせず、一度医師に相談してみましょう。

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